コンタクトレンズやカラコンが目の中でずれる原因って？

コンタクトレンズやカラコンをしていると、

どうも目の中でずれる感じがするという人がいます。

 

特にカラコンやサークルレンズの場合には死活問題ですよね。

黒目の位置がずれたように見えてしまうので。。

 

一体ずれるのは何が原因なんでしょうか？

 

ドライアイだとレンズがズレやすくなる「メカニズム」について。

コンタクトレンズが目の中でズレる原因。

意外と多いのは「ドライアイ」なんじゃないかなと思います。

 

ドライアイがコンタクトレンズがずれる原因となっているということは

他のサイトでも紹介されていたりするのですが、

その理由がいまいち解説されていなかったりしますよね？

 

というわけで、その理由についてガッツリと説明しましょう！

 

ハードコンタクトは、なぜ、ズレるのがデフォルトなのか！？

まず、ハードコンタクトレンズについてです。

 

ハードコンタクトレンズって装着したことありますか？

ハードレンズって実は目の中でズレるのが基本です（笑）

 

ズレるのが正常なんですね〜。

 

それはなぜかというと、

ハードコンタクトレンズは涙の表面に浮遊している感じで存在しているからです。

 

なので、まばたきをするたびに、

まぶたの裏とレンズの間に摩擦がおきて、

レンズが上下にずれるんです。

 

目を閉じるとレンズがちょっと下にズレて、

目を開けると、レンズがちょっと上にズレて、

目が開いているときに真ん中に戻るという感じ。

 

これが正常なんです。

 

反対に、ソフトコンタクトレンズはなんで目の中でズレないのか？

それに対してソフトコンタクトレンズの場合はどうなんでしょうか？

 

実は、ソフトコンタクトレンズの場合は、

レンズは涙の表面に浮いているんじゃなくて、

涙の中に埋まっている状態になるんです。

 

涙で包まれている感じとでもいいましょうか。

 

なので、まばたきをしても、基本、

まぶたの裏とレンズの間に摩擦は起きないのです！

 

なので、ソフトコンタクトレンズの場合には

ハードコンタクトレンズのようにまばたきのたびに

レンズが上下に動くということがありません。

 

ドライアイの場合を除いて（笑）

 

ドライスポットとまぶたの裏の摩擦によって、レンズのズレが引き起こされる！

ドライアイだと、

レンズの表面にドライスポットというものができてしまいます。

 

涙で覆われていない部分ができちゃうんですね〜。

 

その状態でまばたきをするとどうなるのか？

どうなると思いますか？

 

そうです。

まぶたの裏とドライスポットの間に摩擦が生じてしまうんです！

 

そうすると、ソフトコンタクトレンズでも

レンズが上下にズレやすくなってしまいます。

 

これが、ドライアイだとレンズがズレやすくなるというメカニズムなんです。

 

DIAが大きいレンズの場合にはズレやすくなる傾向も。

ちなみにドライアイ以外にもいくつか原因はあります。

 

でも、メカニズムとしては同じです。

レンズとまぶたの裏に摩擦が起きやすくなるのが原因です。

 

例えばDIAが大きめのコンタクトレンズだとずれやすくなるというのがあります。

レンズが大きいぶん、

ドライスポットの範囲も大きくなりますよね。

 

BCが目の大きさに合っていない可能性も。

そして、

BCが自分の目のカーブに合っていないというのも原因になり得ます。

 

例えば、BCがちょっとキツメの場合には、

若干、レンズの中央部分が浮き上がり気味になります。

 

そうすると、

そこの部分に十分に涙が行き渡らなくなる可能性もあります。

 

BCがゆるい場合にはレンズのフチの部分が浮き上がり気味になる感じです。

 

ちなみに、レンズはフチの部分の方が面積が大きいので

BCがゆるい場合のほうがレンズがずれやすくなる傾向があります。

 

レンズを裏の状態で装着しているというオチもあります（笑）

そして、

そもそもレンズの裏表を間違って装着しているという

オチもあり得ます（笑）

 

これも、レンズとまぶたの裏の摩擦で説明できます。

 

レンズを裏の状態で装着すると、

レンズのエッジが飛び出た感じになりますよね？

 

その部分がまぶたの裏に引っかかって、

レンズがズレやすくなってしまうんですね〜。

 

ちなみに、レンズの問題ではなくて、

結膜炎などのまぶたの裏が問題でレンズがズレるということもあります。

 

巨大乳頭結膜炎とかアレルギー性結膜炎とか。

 

というわけで、コンタクトレンズやカラコンが目の中でズレる原因についてでした！