結膜炎の場合、シリコーンハイドロゲルはやめたほうがいい?

結膜炎になってしまったのだけれども、

どうしてもコンタクトレンズを装着したいという人には、

 

「ワンデーのコンタクトレンズならまだいいのでは?」

と言ってきました。

 

でも、もしかしたらシリコーンハイドロゲル素材のワンデーは

避けたほうがいい可能性がでてきました。

 

結膜炎とシリコーンハイドロゲルがなんで関係しているのか?

結膜炎とシリコーンハイドロゲル。

なにか関係でもあるんでしょうか?

 

おそらく、一般的にはなにも関係はないと

思われているのではないかと思います。

 

でも、実はシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズには、

前から相性問題というものがありました。

 

人によって目に合わないということが少なからずあったんですね。

 

関連記事:シリコーンハイドロゲルは相性とかアレルギー問題があるらしいけど?

 

しかも、その理由というのが

まだハッキリとは分かっていません。

 

でも、最近、その理由となりそうな情報がでてきました。

こちらで記事にもしています。

 

関連記事:シリコーンハイドロゲルが目に合わない人がいる理由について。

 

結膜炎とシリコーンハイドロゲルの関係と、

シリコーンハイドロゲルが目に合わない人がいる理由。

 

実は大いに共通点があります。

 

涙の中には、リゾチームと呼ばれる殺菌作用のあるタンパク質が含まれます。

結膜炎というのは、

なんらかの理由で目の表面の結膜が

炎症してしまった症状です。

 

結膜炎を治すには、

その炎症をまずなんとかしないといけないのですが、

実は、私達の涙には、

その炎症を改善するための自己治癒力が備わっています。

 

涙ってただの水分じゃないんですね。

 

リゾチームと呼ばれるタンパク酵素が含まれていて、

このリゾチームは細菌を殺す働きをもっているんですね。

 

つまりは殺菌作用があります。

 

細菌性の結膜炎の場合は、

細菌が主な炎症の原因です。

 

涙の中に殺菌作用があるリゾチームが含まれているのであれば、

安静にしていれば自然と治っていきそうですよね。

 

ちなみに、炎症を治すための目薬の中にも

リゾチームは含まれていたりします。

 

シリコーンハイドロゲルはタンパク質を弾いてしまう性質をもっている。

次に、シリコーンハイドロゲルについてです。

 

シリコーンハイドロゲルというと、

1番目立つ特徴としては、

酸素を良く通すというものがあります。

 

素晴らしい特徴ですね。

 

でも、隠れた特徴として、

タンパク汚れが付着しにくいという特徴ももっています。

 

2週間使い捨てのコンタクトや、

1ヶ月使い捨てのコンタクトの場合、

レンズケアが必要になりますが、

 

タンパク汚れが付着しにくいというのは、

レンズケアをする上ではとても良い特徴になります。

 

だって、落とすべき汚れが少なくなるんですから。

 

というわけで、

シリコーンハイドロゲルの酸素を通しやすいという特徴と、

タンパク汚れが付着しにくいという特徴は、

メリットだらけのように思われてきました。

 

でも、思わぬデメリットがあるのかもしれません。

 

先ほど言ったように、

涙の中にはリゾチームと呼ばれるタンパク酵素が含まれています。

 

タンパク酵素と言っていますが、

いってみればタンパク質の一種ですね。

 

つまりは、シリコーンハイドロゲルには付着しにくいし、

反対に言えばシリコーンハイドロゲルに

弾かれてしまうということになります。

 

つまりは、レンズが目に触れている部分のリゾチームの量は

すごく少なくなってしまう可能性があるんですね。

 

つまり、シリコーンハイドロゲルは目の自己治癒力を弱めてしまうかも?

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを装着すると、

レンズが目に触れている部分のリゾチームの量が減る可能性がある。

 

これってもっと分かりやすく言えば、

目の表面の細菌に対する抵抗力が落ちる

ということなのではないかと思います。

 

目の自己治癒力が落ちるということでもあると思います。

 

まだまだ、シリコーンハイドロゲルが

本当にリゾチームの働きを不活性化するとは

ハッキリとは言えないようですが、

その可能性は大いにあるのではないかと思います。

 

結膜炎の時にコンタクトをする場合は、HEMA素材のワンデーという選択肢も有り?

結膜炎なんだけど

どうしてもコンタクトレンズを装着したいという人には、

ワンデーのコンタクトレンズを使うことをオススメしてきました。

 

関連記事:結膜炎なんだけどコンタクトレンズを使いたい!ダメでしょうか?

 

そして、目の健康のためには

コンタクトレンズの酸素の通しやすさが重要なので、

シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを推奨してきました。

 

ということは、

結膜炎なんだけどどうしてもコンタクトレンズを

装着したいという場合は、

ワンデーかつシリコーンハイドロゲル素材の

コンタクトレンズをオススメしてしまいます。

 

でも、これからはそれがベストだとは

断言できなくなってしまうかもしれません。

 

結膜炎の場合は、

旧来のコンタクトレンズの素材である

HEMA素材のワンデーのほうがいいのかもしれません。

 

ワンデーアキュビューモイストとかプロクリアワンデーとかですね。

 

特に、結膜炎じゃない時でも

シリコーンハイドロゲル素材にはちょっと違和感を感じるという人は、

HEMA素材のワンデーにしたほうが無難かもしれません。

 

関連記事:ワンデーアキュビューモイストを実際に使ってみた【使用体験レポ】

関連記事:プロクリアワンデーを実際に使ってみました【口コミ体験レポート】

 



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コンタクトレンズってどうやって買っていますか?

眼科に行って買うという人。

駅前のコンタクトレンズショップに行って買うという人。

通販で買うという人。

いろいろいるのではないかなと思います。

 

でも、やっぱりお得に買いたいのであれば

通販で買うのがいいのではないかなと思います。

 

なんといっても1箱あたりの値段が安いですし、

最近では送料無料というところも多いです。

処方箋不要もあたりまえになってきていますし。

 

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しかも、価格情報は毎日更新されています。

コンタクト通販ショップをひとつひとつチェックしていくのは

結構大変だったりするので手間もはぶけると思います。

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