狭隅角の人は散瞳してはいけないと言われている理由とは?

緑内障の人は

眼底検査などで散瞳するときには

注意しないといけないと言われています。

 

特に狭隅角(きょうぐうかく)の人はそうです。

いったい何故なんでしょうか?

 

散瞳をすると目はどういうことになるのか?

そもそも、散瞳をすると

目はどういうことになるんだったでしょうか?

 

そうです。

目の瞳孔が大きく開くことになるんですね。

 

具体的に言うと、

散瞳するときには抗コリン薬と呼ばれる

副交感神経の働きを抑制する薬を目に点眼します。

 

すると、相対的に交感神経が優位になるんですね。

 

瞳孔には2つの筋肉があります。

「瞳孔括約筋」と「瞳孔散大筋」です。

 

交感神経が優位になると瞳孔散大筋が活性化して、

結果的に瞳孔が大きく開くことになります。

 

ちなみに副交感神経が優位だと

瞳孔括約筋が活性化して瞳孔は小さくなります。

 

瞳孔が大きく開くということは、虹彩筋も大きく動きます。

で、瞳孔が大きく開くということは、

当然ながら虹彩筋も大きく動きますよね。

 

瞳孔が大きく開くということは虹彩筋は短くなるということです。

 

モノってだいたいそうですが、

伸ばすと長く薄く、縮ませると短く太くなります。

 

虹彩筋ももちろん同じで、

短くなるということは太くもなるんですよね。

 

この虹彩筋が太くなるっていうのが

実は狭隅角の人にとっては脅威になるんですね〜。

 

狭隅角の人は虹彩筋によって隅角(ぐうかく)をふさがれてしまいやすい。

狭隅角の人はただでさえ、

隅角が普通よりも狭くなっています。

 

ちなみに隅角というのは角膜と虹彩筋の間の隙間みたいなところです。

 

そこで虹彩筋が肥大化してしまうとどうなるか。。

そう、隅角の隙間がなくなってしまう状態になってしまいます。

 

そうなると目の中の房水の流れが滞ってしまい、

急激に眼圧が上がることになります。

 

つまりは、「急性閉塞隅角緑内障」を引き起こす可能性が高い。

緑内障には大きく2つの種類があります。

「開放隅角緑内障」と「閉塞隅角緑内障」の2つです。

 

でも、閉塞隅角緑内障の方はさらに2つにわけられるんです。

 

「慢性閉塞隅角緑内障」と「急性閉塞隅角緑内障」の2つです。

なんか名前が長くなってきましたね(笑)

 

特に怖いのが急性の方で、

発症すると激しい目の痛みや吐き気、めまいなどが現れます。

 

発症してから24時間以内に適切な処置をしなければ

失明の恐れもあるというかなり怖い症状です。

 

それが「急性閉塞隅角緑内障」。

 

その原因が「散瞳」にあるとしたら。。

おいそれと散瞳できないですよね。。

 

というわけで、狭隅角の人が散瞳をしてはいけないと言われている

理由についてでした。

 



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