乱視用のコンタクトレンズはまばたきをする時にズレやすい?

乱視用のコンタクトレンズを使っていると、

目の中で角度がズレることがあります。

 

まばたきによって角度がズレてしまうんでしょうか?

 

ソフトの乱視用コンタクトレンズは目の中でズレやすいです。

乱視用のコンタクトレンズと言っても、

大きく2種類あります。

 

ソフトの乱視用コンタクトレンズと、

ハードの乱視用コンタクトレンズです。

 

この2種類の中で、

目の中でズレやすいと言われているのは、

圧倒的に「ソフト」の乱視用コンタクトレンズです。

 

ソフトの乱視用コンタクトレンズは、

なるべく乱視軸がずれないように

色々とレンズ設計が工夫されているものも多いのです。

 

プリズムバラストデザインとか、

ダブルスラブオフデザインとかですね。

 

クーパービジョンのサイトで詳しく解説されているので

気になる人はチェックしてみてください。

 

外部サイト:http://coopervision.jp/lessons/ranshi-toric/about-toric

 

でも、やっぱり使い続けていると、

目の中でズレてくるということが多いようです。

 

装着したてのときはいいけど、

夕方とか夜になると段々ずれてきたり。

 

それに対して、ハードは目の中でズレにくい。

それに対して、

ハードの乱視用コンタクトレンズは

目の中でズレにくいと言われています。

 

ハードの場合は、

目の中でズレにくいというだけではなくて、

乱視を矯正するチカラも

ソフトに比べて高いと言われています。

 

特に乱視が強かったり、

正乱視ではなくて不正乱視の場合は、

 

ソフトでは矯正することができなくて、

ハードじゃないとダメな場合もあったりします。

 

参考記事:「正乱視」と「不正乱視」、一体どう違うんでしょうか?

 

なぜか?その秘密は、目とコンタクトの間の「摩擦力」にあります。

なぜ、ソフトとハードでは、

目の中でのズレやすさが変わってくるんでしょうか?

 

その秘密は、

目の角膜と、コンタクトレンズの間の

「摩擦力」にあります。

 

実は、ソフトとハードでは摩擦力がまったく違うんです。

 

例えば、スキー。

 

雪の上をスキーボードで滑るわけなんですが、

雪とスキーボードの間の摩擦抵抗が

とても少ないからこそできるわけです。

 

それが、雪ではなくて

土や芝生だったとしたらどうでしょうか?

 

芝生ならちょっと滑るかもしれませんが、

土だったらほとんど滑らなそうですよね。

 

というのも、芝生や土は、

雪に比べて摩擦抵抗が大きいからですね。

 

ハードは涙の上に浮いてる感じ。ソフトは涙の中に沈んでる感じ。

このことが、

ハードとソフトについても言えます。

 

実は、ハードとソフトには

目の上での状態に大きな違いがあります。

 

ハードコンタクトレンズって、

目の表面に直接くっついていると思うかもしれませんが、

実は、目の表面の涙の上に浮いているような状態なんです。

 

だからこそ、

なにかの拍子にレンズが外れやすいのも

圧倒的にハードコンタクトレンズの方です。

 

それに対して、

ソフトコンタクトレンズは、

涙の中に沈んでいるような感じです。

 

目の角膜に直接触れているような感じといいますか。

 

直接触れているとなると、

当然、摩擦抵抗も大きくなりますよね。

 

ドライアイとかで目が乾いているとなるとなおさらです。

 

レンズ自体に、

まばたきによってズレを修正する機能がそなわっていたとしても、

摩擦力のおかげで、元にもどりにくくなってしまうんですね。

 

ソフトの乱視用コンタクトレンズを使うなら、なるべく摩擦の小さいものを選ぶ。

なので、眼科とかでは、

乱視を矯正するときに

ハードコンタクトレンズをオススメされることが多いようです。

 

目の中でもズレにくいし、

乱視矯正力も高いからです。

 

でも、普段からソフトコンタクトレンズに慣れている人にとっては、

いきなりハードコンタクトレンズはハードルが高いものです。

 

やっぱりソフトコンタクトレンズならではの便利さもありますし。

 

そういうときには、

ソフトの乱視用コンタクトレンズを選ぶことになるわけなんですが、

スペックやメーカーで1回で選ぶのではなく、

すべてのレンズを試してみた方がいいかもしれません。

 

ソフトの中でも目との相性によって、

摩擦力が変わってきますからね。

 



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コンタクトレンズってどうやって買っていますか?

眼科に行って買うという人。

駅前のコンタクトレンズショップに行って買うという人。

通販で買うという人。

いろいろいるのではないかなと思います。

 

でも、やっぱりお得に買いたいのであれば

通販で買うのがいいのではないかなと思います。

 

なんといっても1箱あたりの値段が安いですし、

最近では送料無料というところも多いです。

処方箋不要もあたりまえになってきていますし。

 

ちなみに価格比較をしたい場合は、

使い捨てコンタクトレンズ通販ガイドというサイトが結構便利です。

 

送料込みの価格で比較しているのですごく分かりやすいです。

しかも、価格情報は毎日更新されています。

コンタクト通販ショップをひとつひとつチェックしていくのは

結構大変だったりするので手間もはぶけると思います。

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