「サハラ砂漠症候群(DLK)」とは一体どういうものなんでしょうか?

レーシックを受けることによる合併症のひとつに

「サハラ砂漠症候群」

というものがあります。

 

「層間性角膜炎(Diffuse Lamellar Keratitis)」

とも言われています。

 

サハラ砂漠症候群というのは

一体どういうものなんでしょうか?

 

レーシックの手術後、角膜とフラップの間に炎症がおきてしまう症状のこと。

簡単に言うと、

レーシックの手術を受けた後、

約1週間以内に角膜とフラップの間に、

なんらかの炎症が起きてしまうことを言います。

 

起こる頻度はそれほど高くないようですが、

起きてしまったら素早い対応が求められます。

 

レーシックによる合併症の中でも、

わりと緊急度の高いものということですね。

 

確かに、

角膜とフラップの間に炎症が起きてしまうと、

視界の質にも大きく関わってきます。

 

視界に砂ぼこりが覆いかぶさるように見えるからサハラ砂漠症候群。

角膜とフラップの間に炎症がおきると、

角膜の中にプチプチというかザラザラというか、

透明ではない部分ができてしまいます。

 

しかも、

それは角膜という、

モノをみるためのレンズのような場所で起きるのですから、

視界に影響があって当然です。

 

目の前に砂ぼこりが起きているかのような

視界になるんですね。

 

それで名付けられたのが

「サハラ砂漠症候群」

です。

 

ですが、おそらく通称です。

 

学術的には

層間性角膜炎(Diffuse Lamellar Keratitis)というほうが

いいのかもしれません。

 

その原因は、いまいち不明です。

ちなみに、

サハラ砂漠症候群が起きる理由。

 

それは今でもハッキリとは

特定されていないようです。

 

一応、マイクロケラトームを使って

フラップを作るときのほうが、

イントラレーシックみたいにレーザーを使ってフラップを作るときよりも

起こりやすいというデータはあるようなのですが、

 

イントラレーシックでも、

サハラ砂漠症候群が起こることはあるようです。

 

マイクロケラトームという物理的な器具を使っているときのほうが

起こりやすいということは、

細菌性ということも考えられると思うのですが、

 

どうやら原因は細菌性のものではなく、

むしろ、アレルギー性という可能性のほうが高いそうです。

 

マイクロケラトームの金属に

反応してしまうことがあるんでしょうか?

 

そして、レーシックを受ける人が、

そもそも、炎症を起こしやすいのかという点も大いに関係するそうです。

 

普段から肌とかに炎症を起こしやすい人は、

レーシックを受けたときも

角膜に炎症を起こしやすいということですね。

 

参考記事:「イントラレーシック」って一体どんな視力回復手術なんでしょうか?

 

もし起こったら、フラップをめくって角膜を洗浄します。

レーシックを受けた後に、

もしサハラ砂漠症候群になってしまったらどうするのかというと、

 

フラップをめくって、

角膜の中を洗浄します。

 

あんまり想像したくないですよね。

 

もしかしたら、レーシック手術のときよりも

嫌だという人も少なくないのではないでしょうか。

 

フラップをペラっとめくり、

角膜の中を洗浄液ですすぎ、

やわらかいブラシのようなものでブラッシングしていくようです。

 

レーシックの手術よりも

長い時間洗浄するみたいですね。

 

確実に防ぎたいなら、フラップを作らない視力回復手術という選択肢も。

というわけで、

できるのであれば

なりたくはないサハラ砂漠症候群なのですが、

確実に防ぐ方法というのは今のところないようです。

 

かならず一定の確率で起きてしまうんですね。

 

でも、それを確実にする方法もなくはないんです。

 

それは、レーシックを受けないということ!

 

レーシックの変わりに

フラップを作らない視力回復手術を検討するということですね。

 

PRKなどはフラップを作らない視力回復手術なので、

フラップにまつわるトラブルは発生しようがありません。

 

当然のことながらサハラ砂漠症候群が

起きる可能性はゼロということですね。

 

もちろん、PRKにもリスクは色々とあるのですが、

レーシックよりも少ないということは言えそうです。

 

参考記事:「PRK」って一体どんな視力矯正手術法なんでしょうか?

参考記事:レーシックよりもPRKをオススメする眼科医さんが少なくない理由。

 



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