コンタクトレンズをしたまま寝てしまったりすると、
「コンタクトレンズが目の裏に行っちゃうよ!」
ということが言われたりしますが、
実はそういうことはないんです。
なんでないのかというと、
目の構造上、目の裏にはモノが侵入できないようになっています。
コンタクトレンズが侵入してしまうようなら
まつげとかゴミが目の中に入ったら
それらも目の裏に行ってしまいます。。
はたして目はどんな構造になっているんでしょうか?
まぶたと眼球の間には袋状になっている結膜があるので目の裏に行かない
コンタクトレンズが目の裏に行かない理由は
「結膜」の存在にあります。
「結膜」とはどんなものなのかというと
こんな感じです。
図の眼瞼結膜と書かれている
オレンジ色の線の部分です。
なんとなく暮らしていると、
まぶたと眼球の間のすきまって、
眼球の裏の神経の部分まで続いていそうなイメージが
あったりしませんか?
でも実際はそんなことはないんです。
上の図みたいな感じに
途中に結膜があって袋状みたいになってるんです。
なので、どうがんばってもコンタクトレンズが
目の裏に行ってしまうことはないんですね。
とはいえ袋状になった隙間に挟まってしまうことはあります
コンタクトレンズは目の裏には行かないにしても、
その袋状になった部分に挟まって残ってしまうことはあります。
コンタクトレンズが折りたたまれた状態で
挟まってたりすると結構やっかいなんですよね。
コンタクトレンズがはずれないときは
こちらの記事「コンタクトレンズをしたまま寝てしまったときの対処法」を参考にしてもらいたいのですが、
それでもどうしてもはずれないときは
眼科に行くことをオススメします。
こちらの眼科の記事がとても参考になります。
コンタクトレンズが行方不明。 コンタクトレンズやその破片が眼球の裏側に回ることってあるの?
ちなみにコンタクトレンズがずっと目の中に残っていると思っていたら、
実は知らぬ間にコンタクトレンズが外れちゃってたということも多いみたいなので、
眼科に行く前にもう一度目をチェックするのもお忘れなく!
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