ラクリオンテクノロジーって知ってますか?
ワンデーアキュビューモイストに使われている、
目の潤いをキープするためのテクノロジーです。
最近はドライアイに困っている人も
多いと思います。
はたして、アキュビューのラクリオンテクノロジーって
いったいどんなものなんでしょうか?
レンズの表面をネバネバさせるテクノロジー
ラクリオンテクノロジーって
ものすご〜く簡単にいうと、
レンズの表面をネバネバさせるテクノロジーです。
コンタクトレンズの中に、
うるおい成分と呼ばれている
PVP(ポリビニルピロリドン)を
浸透させます。
PVP(ポビドンとも言います)は
どんな効果を持っているのかというと、
水と反応することで、粘度が高くなるという性質をもっています。
そう。
つまりは、ネバネバです!
使い捨てコンタクトレンズって
レンズの中に水を含んでいます。
含水率といったりするんですが、
含水率が高いほどにレンズが柔らかくなって
装着した感じのつけ心地はよくなります。
ハードコンタクトレンズは
含水率が0%なので装着すると違和感が強かったりしますが、
使い捨てコンタクトの場合はソフトなつけ心地なものが多いです。
それってコンタクトレンズの中に
水分が含まれているからなんです。
でも、それがドライアイにとっては
デメリットだったりもするんです。
レンズに多くの水分が含まれているということは
蒸発していく水分も多いということなんです。
レンズの水分が蒸発していってしまうと
どうなるのかというと、
そう。
涙がコンタクトレンズに吸収されていくんです。
そうして涙の量が足りなくなってドライアイになります。
ラクリオンテクノロジーは
レンズの表面をネバネバにすることで
水分の蒸発を防いでくれるんです。
でもドライアイが激しい人には効果がない可能性も
そんなラクリオンテクノロジーなんですが、
すべての人に効果があるといわけではないです。
感覚的に言うと、
半分ぐらいの人には効果があるけど、
残り半分ぐらいの人には効果がない感じでしょうか?
そういう人は
そもそも涙の分泌量が少ないことが多いです。
レンズから蒸発する水分が減っても、
そもそも涙の量が足りてないからすぐに目が乾いてしまいます。
そういう場合はどうすればいいのかというと、
モイストよりもドライアイにいいと言われている
コンタクトレンズがあるのでそれを試してみるか、
そもそも涙の分泌量を増やすという方法があります。
最近は、涙の分泌量を増やしてくれるという
ムチンという成分が含まれた目薬も登場しています。
ムチン目薬はドライアイにはかなり効果があるようです。
ただし、目ヤニも多くなるそうですけどね。
気になる人はぜひ試してみてください。
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