ドライアイにいいと言われている
クーパービジョンのワンデーコンタクトレンズ。
プロクリアワンデー(旧ワンデーアクエアプロシー)。
いつもはシリコーンハイドロゲル素材の
コンタクトレンズを愛用しているのですが
気になったので実際に使ってみました!
目次
プロクリアワンデー開封の儀
ドライアイにいいと言われているのを知っておきながら
いままで使ったことがなかったプロクリアワンデー。
だって、酸素透過率は決して高くはないんですもの。。
でもやっぱり気になったので
実際に使ってみることにしました。
パッケージはこんな感じ。
デザインが新しくなってますね。
個人的にはクーパービジョンのコンタクトレンズの
新しいパッケージデザイン好きですね〜。
確か以前はこんなブルーなデザインだったと思います。
箱の裏には「Made In UK」の記載が!
てっきりアメリカで作られているものだと
思ってたんですが違ったんですね。
ちょっと意外です。
そして、箱をオープンするとこんな感じ。
クーパービジョンのブリスターパックってちょっと特徴があって、
5つ綴りになっているのですが、
印字されているのは両サイドと真ん中だけ。
真ん中はQRコードになってますね。
ちなみにブリスターパックの裏はこんな感じになっています。
おお、違和感がない!
で、実際にプロクリアワンデーを装着してみました。
ブリスターパックはこんな感じで、
レンズを指の上に乗せてみたところです。
レンズの色は無色透明です。
いや、ちょっとだけブルー入ってますかね?
写真で見る限りちょっとブルーっぽく見えますが
実際には透明だと思います。
透明なコンタクトレンズを使うのって
ものすごく久しぶりな気がします。
透明だからってレンズを見つけづらいということは
あんまりないな〜とは思いましたが(笑)
ちなみにレンズを指の上に乗せてみた感想はというと、
「すごい弾力性がある!」
です。
ふにゃふにゃと柔らかいアキュビューオアシスのレンズを
使ってみた後だからなおさらかもしれないですが、
プロクリアワンデーのレンズってすごいしっかりしてるんです。
弾力性があるというか。
指の上にレンズが点で乗っているのが分かるでしょうか?
柔らかいレンズだと
指との接点が大きくなってしまうんですよね。
結果的にレンズを目に装着するときに
レンズの指離れが悪くなってしまいます。
その点、プロクリアワンデーは指離れ最高ですね!
ちなみにプロクリアワンデーのレンズ厚は0.09mmです。
まあそれなりにちょっと厚めでしょうか?
アキュビューオアシスは0.07mmで
トゥルーアイとかは0.085mmですからね。
トゥルーアイとはかなり近い厚みですが、
それでもプロクリアワンデーのほうが
レンズに弾力性があるように感じます。
で、装着してみた感想はというと、
「おお、違和感がない!」
まいどおなじみのセリフです(笑)
最近の使い捨てコンタクトレンズはほんと優秀で
違和感を感じるコンタクトレンズのほうが
少なくなってるかもしれないですね。
レンズがちょっと厚めなのも気になりませんでした。
たしかにプロクリアワンデーは目が乾きにくいかも!
で、1日使ってみた感想はというと、
「たしかにプロクリアワンデーは目が乾燥しにくいかも!」
です。
いや、ほんとにプロクリアワンデーは
ドライアイにいいと言われている理由がちょっと分かりました。
その日はちょっと風の強い日だったのですが、
目に風が当たっても一向にレンズが
乾燥する気配が感じられなかったんです。
プロクリアワンデーって含水率が60%と高めなので、
一般的には乾燥しやすいはずなんですが、
レンズが目の角膜を模倣した構造になっているためか、
すごく乾燥しにくくなってるんですよね。
バイオミメティクス(生体模倣)という
技術を使って作られているみたいなんですよね。
すごいぞ、バイオミメティクス。。!
夕方とか夜になっても目が疲れない!?
ちなみに、プロクリアワンデーが
ドライアイにいいというのは分かったのですが、
気になったのは酸素透過率です。
プロクリアワンデーの酸素透過率って
「22.8DK/L」と決して高くはありません。
裸眼時に比べると約80%台しか酸素を通さないんじゃないですかね?
そんなこともあって、
夕方とか夜になると目の角膜が酸欠になって
疲れるんじゃないかと思ったんですよね。
でも、意外にもそういう目の疲れみたいなものはなかったです。
以前、ワンデーアキュビューを使っていたころは
夕方とか夜になると目が疲れてきたものですが。。
ちなみにワンデーアキュビューの酸素透過率は
「33.3DK/L」とプロクリアワンデーより高いです。
目の酸欠じゃなくてドライアイだったんですかね?(笑)
だとすると本当にプロクリアワンデーって乾きにくいレンズってことですね。
レンズはちょっと外しにくいかも。。
とまあ、わりとプロクリアワンデーを
褒めちぎって?いるような感じになっているんですが、
ちょっと弱点的なことを言っておきましょう。
それは、
「レンズが外しにくい!」
ということです。
私はコンタクトレンズ歴10年以上なので
コンタクトレンズを外すのは
赤子の手をひねるぐらいに朝飯前なのですが、
プロクリアワンデーはレンズを外すのに
ちょっとだけ手間取りました(笑)
しかもなぜか左目が特に(笑)
レンズがツルツルすべるというか、
「レンズが角膜と一体化しちゃったんじゃないの!?」
って思うぐらいですね。
さすがはバイオミメティクス。。
角膜と一体化してしまうのか。。!?
ちなみにレンズが外しにくいというと
フォーカスデイリーズアクアがちょっと有名ですが
どっちの方が外しにくいんだろう。。
今度試してみます。
(追記:プロクリアワンデーの方が外しにくいです。)
参考記事:フォーカスデイリーズアクアを実際に使ってみました【使用体験レポ】
シリコーンハイドロゲル素材が目に合わない人にはオススメ。
そんなわけで、
プロクリアワンデーを実際に使ってみた感想でした。
ほんとドライアイにはいいコンタクトレンズだと思います。
ただ、やっぱり酸素透過率がちょっと低いのは気になりますね。
酸素透過率が低くても
あまり自覚症状がないというのも
ある意味問題なんだとは思います。
気づいたら角膜内皮細胞の数が減ってしまっていたとか、
角膜新生血管ができていたとかはいやですからね。
なので、やっぱりオススメなのは
裸眼並みに酸素を通すことができる
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズなのですが、
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトは
目に合わないとか目が乾くという場合だけ
プロクリアワンデーを使うというのがいいのではないかなと思います。
もしくは、最近登場したボシュロムの
バイオトゥルーワンデーというコンタクトレンズを試してみるとか。
バイオトゥルーワンデーもプロクリアワンデーと同じく
バイオミメティクスの技術を使ったレンズです。
ボシュロムは「バイオ・インスピレーション」という言葉を使っていますが(笑)
酸素透過率も「42DK/L」とプロクリアワンデーより上です。
裸眼時の約93%の酸素を通せるみたいですね。
ただ、個人的にはドライアイに対しては
プロクリアワンデーの方が上かなあ。。
気になる人は両方とも試してみてください!
参考記事:実際に使って選んだ、おすすめのワンデーコンタクトレンズ。
ちなみにプロクリアワンデーを通販で安く買いたい場合は
こちらの価格比較サイトが見やすくて便利です。
ぜひチェックしてみてください。
参考サイト:プロクリアワンデー|使い捨てコンタクトレンズ通販ガイド