緑内障と白内障の違いとは?似ているようでまったくの別物です。

わりとメジャーな目の病気に、

緑内障」と「白内障」というものがあります。

 

なんとなく文字から受ける印象は似ていますよね。

でも、実は似ているようでまったくの別物なんです。

 

どう違うんでしょうか?

 

白内障はその名の通り、目が白くなる病気。

まずは白内障についていってみましょう。

 

というのも白内障というのは

その文字のイメージ通りの病気だからです。

 

ズバリ、目が白くなる病気が白内障です。

 

もっと詳しく言うと、

目の眼球の中の水晶体という部分の透明度が下がっていって

白く濁る病気です。

 

その結果、視界が白くぼやけます。

高齢者の人ほどなりやすいですね。

 

ちなみになんで水晶体が白くなってしまうのかというと、

その多くは紫外線が原因だと言われています。

 

紫外線が強い地域の人ほど

白内障になる割合が多いという統計もあるようですし。

 

緑内障だからといって、目が緑色になることはない!?

次に緑内障です。

白内障が目が白くなる病気なら、緑内障は目が緑色になる病気!?

と思うかもしれませんが、

そういうわけでもないんです。

 

もっと正確にいうならば、

日本人が緑内障になっても目が緑色になることはない!

です!

 

日本人がということは、

外国人なら目が緑色になるの?

って思いますよね。

 

そうなんです、

実は外国人の人が緑内障になると

目が緑色になることがあるんです!

衝撃の事実!

 

というのも、

目の色って人種によって違いますよね。

 

目の色は目の虹彩と呼ばれる部分の色で決まっています。

日本人の虹彩は茶色系です。

 

なので、緑内障になっても緑色に見えることはないのですが、

 

虹彩が緑色系の外国人の場合には、

目が緑色に見えたりするんだそうです。

 

緑内障は目の眼圧が高くなってしまい、視神経がやられる病気。

で、緑内障というのはどんな病気なのかというと、

眼圧が高くなってしまい、

目の視神経が圧迫されてやられてしまう病気です。

 

その結果、

目の虹彩が緑色系の外国人の場合は

目が緑色っぽく見えてしまうということですね。

 

眼圧が高いと目の角膜の部分がパンパンになって膨らみます。

 

その影響でなんとなく

虹彩の色が際立って見えるのかもしれませんね。

 

まあ日本人の場合は緑色にはなりませんが。。

 

失明の危険度は緑内障のほうが上。

ちなみに、緑内障と白内障。

失明の危険度的には緑内障の方が上になります。

 

というのも、

緑内障の場合は視神経がやられてしまうからです。

 

視神経がやられてしまっては、

目の網膜にちゃんとピントの合ったクリアな映像が写しだされたとしても、

それを脳が認識することができません。

 

一方、白内障の場合は、目の水晶体が白く濁ってしまう病気です。

 

視神経は生き残っているので、

網膜にちゃんと映像を映し出せれば視界は復活します。

 

なので、手術で白くなった水晶体を取り出して、

代わりに透明な眼内レンズを装着すれば視界が復活するんです。

 

というわけで白内障と緑内障の違いについてでした!

 



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