徐々に知られつつある
ハードコンタクトレンズのデメリット
「眼瞼下垂」。
まぶたをグイッと引っ張ってレンズを外さないといけないのが
その原因だと言われていますが、
それを回避する方法ってないんでしょうか?
目次
ハードコンタクトレンズの外し方には2つある。
ハードコンタクトレンズの外し方。
実は2つあるって知っていましたか?
ひとつだけしか知らない人も多いのではないのでしょうか?
まぶたでレンズを挟んで外す方法です。
でも、実はそれ以外にももうひとつ外す方法があるんです。
眼瞼下垂はまぶたが下がってきてしまって
目をパッチリと開けにくくなる症状なのですが、
その原因はまぶたでレンズを挟むときに、
まぶたをグイッと引っ張るからなんじゃないかと言われています。
まぶたってかなり薄いですよね。
その薄いまぶたの中にはまぶたを持ち上げるのに必要な
ミュラー筋や腱膜と呼ばれる組織が入っています。
それを指のチカラでグイッと毎日のように
引っ張るわけですから影響があってもおかしくないですよね。
ちなみにまぶたにかかるチカラが眼瞼下垂の原因になる根拠としては、
つけまつげも挙げられます。
つけまつげを外す時ってまぶたにとても負荷がかかるのですが、
最近はつけまつげをしている若い女性の間で
眼瞼下垂の人が増えているんだそうです。
眼瞼下垂って高齢者ほどなりやすいものなのですが、
つけまつげで若くして眼瞼下垂になりやすくなってしまうんですね。
というわけで、ハードコンタクトレンズを外すための
2つの方法の紹介にいきましょう。
【1】目頭をグイッとひっぱってレンズをまぶたではさんで外す方法
ひとつめはお馴染みの
目頭をグイッとひっぱってレンズをまぶたで挟んで外す方法です。
やり方についてはこちらのYouTube動画を見てみてください。
クーパービジョンの公式動画です。
ちなみに約5分間の動画なのですが、
レンズの外し方については4分目あたりから開始します。
ハードレンズの付け方、
ズレた時の治し方、
外し方、という順番で解説されています。
モデルさんの、指で目を見開く感じが
かなり思い切っていてとてもわかりやすいです。
実際にやるときにはここまでやらんだろう
というぐらいに目を見開いています(笑)
でも、この方法は眼瞼下垂の原因になってしまう可能性があるんですね。
というわけでハードコンタクトレンズの外し方の2つ目の方法です。
【2】専用のスポイトに吸着させて外す方法
2つめの方法。
それは専用のスポイトを使う方法です。
実はハードコンタクトレンズを外すため
専用のスポイトというのが販売されています。
このスポイトを使えばまぶたを
グイッと引っ張らなくてもレンズを外すことができます。
ちなみにそのスポイトというのはこういうやつです。
メニコンから発売されています。
このスポイトの使い方については
メニコンの公式サイトでチェックしてみてください。
眼瞼下垂の予防には専用のスポイトを使うのがオススメ
で、結論なのですが、
眼瞼下垂を予防したいのであれば
ハードコンタクトレンズをはずすときはスポイトを使うのがオススメです。
なんといってもまぶたを引っ張らなくてすみますからね。
まぶたでレンズを挟んで外すやり方が苦手という人にとっても
いいのではないでしょうか。
ただし、スポイトは正しく使うこと!
ただし、注意点もあります。
スポイトを正しく使うことが重要です。
人によっては、スポイトがなかなかレンズを吸着しなくて、
ついついスポイトを目に押し付けてしまって
目が痛くなるという人もいるようです。
レンズがスポイトに吸着しないからって
無理やり目に押し付けるのは厳禁です!
レンズをスポイトに吸着させて外すときは
かならず緑色の部分を持ってやってみてください。
白い部分を持っているといつまでたっても
レンズが吸着されないので。
そういう説明もメニコンの公式サイトで動画として
解説されているのでぜひチェックしてみてください。