コンタクトレンズを使い初めの頃って、
なかなか上手に装着することができなかったりしますよね。
そこで、コンタクトレンズ歴15年以上の私が
コンタクトレンズをスムーズに装着するためのコツをご紹介します。
目次
なぜ、レンズを目の中に入れる前にまぶたを閉じてしまうのか?
コンタクトレンズを装着するときって、
ついつい目を閉じてしまうことがありますよね。
指先が目に近づいてくるとなんとなく怖くなって目を閉じてしまうんです。
そうなんです。
指先が目に近づいてくると「怖い」と思ってしまうんですね。
なぜ怖いと思ってしまうのか?
指先が目に触れると痛いと思っているからではないですか?
指が目に触れると痛いんじゃないかと思っているからです。
ここで質問です。
実際に指先で眼を直接触ってみたことってありますか?
意識的にそういうことをしたことがあるという人は
あまりいないんじゃないかと思います。
結論からいうと、
指先で直接眼を触ってみても痛くはありません!
ただし、手をシッカリ洗っておく必要はありますけどね。
汚い指先で眼に触れるとさすがに染みたりしてちょっと痛いです。
経験済みです(笑)
【準備】まずは、指が目に触れても大丈夫なんだということを体に覚えこませる!
というわけで、
コンタクトレンズをスムーズに装着できないという人は、
まずは、指先で眼に触れても大丈夫なんだということを
体に覚えこませましょう。
しっかりと手を洗って、
眼に指先を近づけていきます。
目を閉じてしまいたくなる衝動はグッとこらえます。
で、恐る恐るでいいので眼を指先で触ってみてください。
あ、ちなみに指先の腹で優しくですよ。
爪立てちゃだめです(笑)
意外とあまり痛くないんですよね。
触れてるっていう感触はあるのですが痛くはないんです。
それを慣れるまで繰り返してみてください。
数秒間触れ続けてみたり。
目に指先が近づいても目が閉じないようになりますので。
【コツその1】指先の水分はタオルでしっかり拭いておく。
で、ここからは
具体的なコンタクトレンズを装着するためのコツについてです。
まずは、指先の水分はタオルでしっかりと拭いておきましょう。
なぜかというと、
指先が濡れているとコンタクトレンズの指離れが
悪くなってしまうからです。
コンタクトレンズと指先の接地面積が増えてしまうからですね。
指先がシッカリと乾燥していれば、
レンズとの接地面積が小さくなるので指離れも良くなるんです。
【コツその2】指先のレンズを見るんじゃなくて、鏡の中の自分の目を見る。
そして、ここかなり重要です。
コンタクトレンズを装着するときは
指先に乗っているレンズを見るんじゃなくて、
鏡の中の自分の目を見ましょう。
まるで他人の目をみるような感じです(笑)
指先が眼に触れても大丈夫だと体に覚えこませた上で、
まるで他人の目をみるような感じで
鏡の中の自分の目を見ることができれば、
コンタクトレンズを装着するときに
ついつい目を閉じちゃってということはほぼなくなります。
【コツその3】レンズのフチを目の上に乗せて、眼に吸い付くのを待つ。
ここも重要です。
というかなにげに最重要かもしれません。
コンタクトレンズを装着するときって
どうやってレンズを眼に近づけていますか?
もしかしたら全体的に「面」として眼に近づけている人も
いるのではないでしょうか?
それではコンタクトレンズが上手に装着できないんです。
コツとしては、
レンズの「フチ」から眼の上に乗せていくようにすることです。
例えるならスマホの保護シートです。
保護シートをスマホのディスプレイに貼る時って
フチから乗せていくように貼っていきますよね。
いきなり全面をペタッと貼り付ける人はいないと思います。
というよりも上手に貼れません。
コンタクトレンズもそれと同じなんですね。
で、レンズのフチが眼につくと、
涙とレンズの水分が引きつけあって自然とレンズが眼に吸い付いていきます。
このときに、指先がしっかりと乾燥していることが大事なんです。
指先が濡れているとなかなかレンズが指から離れないので。
アキュビューみたいにペラペラと柔らかいレンズの場合は特にそうです。
というわけで、
コンタクトレンズをスムーズに装着するためのコツについてでした。
ぜひ参考にしてみてください。
ちなみにコンタクトレンズのスムーズな「外し方」については
こちらの記事で紹介しています。