赤ちゃんの目やにがすごくて病院に行ったら、
「クラビット点眼液」を処方された。
でも、調べてみるとクラビット点眼液って結構効果が強いらしい。。
赤ちゃんに使っても大丈夫なんでしょうか?
目次
クラビット点眼液にも「2種類」あります。
赤ちゃんの目やにがすごい場合、
その原因のひとつに考えられるのが細菌による「結膜炎」です。
その結膜炎を抑えるのに効果的なのが、
抗菌作用をもっている「クラビット点眼液」。
なので赤ちゃんの目やにがすごくて病院に行くと、
クラビット点眼液を処方されることが多いんです。
そんなクラビット点眼液なんですが、1点気になることがあります。
それは、効果が強いということ!
効果が強い目薬を赤ちゃんの目に使ってもいいものなんでしょうか?
気になるところですよね。
クラビット点眼液「0.5%」とクラビット点眼液「1.5%」の2つ。
ちなみに、クラビット点眼液といっても実は2種類あります。
濃度が違う2種類が用意されているんです。
それは、クラビット点眼液「0.5%」とクラビット点眼液「1.5%」の2つです。
なんか目薬って名前の最後にこういった
「%」が付いているものが多いですよね。
ちなみにクラビット点眼液と似た抗菌作用がある目薬で
「タリビット点眼液」というものがあるんですが、
こちらは「タリビット点眼液0.3%」です。
「0.5%」の方であれば赤ちゃんが使っても「問題無い」みたい。
2種類あるクラビット点眼液ですが、
「0.5%」の方であれば赤ちゃんに使ってもそれほど問題「無い」みたいです。
ある程度、赤ちゃんへの使用の臨床結果も蓄積されているみたいで、
それほど問題ないという結果がでているんですね。
ちなみに、「1.5%」の方は赤ちゃんへの使用は
まだ安全性は確立されていない状態みたいです。
まあ、そのうち臨床結果も蓄積されて、
「0.5%」と同じく、それほど問題無いという承認?
もつくかもしれないですけどね。
今のところは「1.5%」は赤ちゃんへの利用は控えたほうがいいかもしれません。
お医者さんによっては「1.5%」の方を
赤ちゃんに処方することもあるようですが。。
ただ、使い続けるのは「耐性菌」ができてしまうリスクが伴います。
ちなみに、クラビット点眼液。
その効果はかなり高いです。
使用を続けて数日すれば赤ちゃんの目やにが治るということがほとんどです。
ただ、効果があるからといって使用を続けるのは
「別の問題」がでてくる可能性があります。
クラビット点眼液って抗菌作用がある目薬なのですが、
細菌の中にはそういった薬に対して耐性を持つものがイレギュラーにでてきます。
いわゆる「耐性菌」ってやつですね。
耐性菌が発生してしまうと、
今までは効いていた抗菌薬が効かなくなってしまいます。
つまりはクラビット点眼液も効かなくなってしまうということです。
「スーパー耐性菌」とかで検索すると結構怖い情報がでてきます。
「クラビット点眼液」を使い続けるか、「ブジー」をするか、それが問題だ。
耐性菌ができてしまうリスクがあるからといって、
使わないと赤ちゃんの目やにがすごいことになる。。
結構悩ましいところですよね。
ちなみに赤ちゃんの目やにがすごいことになる根本的な原因として
「鼻涙管閉塞」というものがあるんですが、
それを治す方法としては「ブジー」というものがあります。
ブジーというのは目頭にある涙点という小さな穴に
柔らかい針金のようなものを通して鼻に貫通させる方法です。
ちなみに、ブジーをするとたいていの赤ちゃんは泣き叫び、絶叫します。。
ううっ。
親としては辛いですよね。
クラビット点眼液を使い続けるか、ブジーをするか、
どちらにもメリット・デメリットがあります。
しっかりお医者さんと相談してから決めるのがいいかもしれません。