細菌性結膜炎って人にうつったり感染したりするんでしょうか?
もし、うつるのであれば幼稚園や学校、会社を休まないといけないですよね。
どうなんでしょうか?
目次
細菌性結膜炎もうつる可能性はゼロではありません。
結論からいうと、
細菌性結膜炎はひとにうつる可能性がちょっとだけあります。
まったくのゼロではありません。
サイトによっては細菌性結膜炎は人にうつらないと書いてある場合もあります。
お医者さんによっても細菌性結膜炎は人にうつらないと説明することもあるようです。
でも、可能性はまったくのゼロではありません。
ただ、ウイルス性結膜炎に比べればかなり低いのは事実です。
ただ、ウイルス性結膜炎に比べれば100倍ぐらいうつりにくいかも。
細菌性結膜炎は、ウイルス性結膜炎に比べれば、
だいたい100倍ぐらい人にうつりにくいです。
100倍ってかなりの差ですよね。
ウイルス性結膜炎だって人にうつると言っても
確実にうつるわけではありません。
細菌性結膜炎の場合はそんなウイルス性結膜炎に比べて
さらに100倍も感染しにくくなっています。
なぜ100倍ぐらい違うのか?
ちなみに、なんで1000倍という数字がでてくると思いますか?
実はそれには理由があります。
ウイルスの方が細菌に比べて1000倍ぐらい攻撃力が高いんでしょうか?
まあその可能性もあったりするかもしれませんが、
ちょっと違います。
それは、細菌はウイルスに比べて100倍近くサイズが大きいから。
実は、単純に、細菌はウイルスに比べて体のサイズがとても大きいんです。
ウイルスの体のサイズが「1」だとすると、
細菌はだいたい「100」ぐらいあります。
100倍近くもサイズが違うんですね!
だからこそ感染力も100倍ぐらい違うという表現になるんです。
それにしてもビックリですよね。
細菌とウイルスってなんとなく似たようなものという感覚がありますが、
詳しく調べると実はまったく違うものだということがわかります。
ちなみにサイズの違いを図にするとこんな感じです。
全然違いますね!
そしてウイルスの方がやっぱり全然感染力が高そうですよね。
ちなみに上の図は下記サイトから引用しました。
細菌とウイルスの違いについて詳しくわかりやすくかかれています。
外部サイト:「細菌」と「ウイルス」の違いは?
細菌はマイクロサイズ、ウイルスはナノサイズ。
ちなみに、細菌とウイルスの具体的なサイズを言うと、
細菌は単位がマイクロサイズになります。
「μ」っていう記号です。
そしてウイルスは単位がナノサイズになります。
「n」っていう記号です。
「1」マイクロが「1000」ナノです。
ちなみに、私達人間の細胞のサイズは「約50マイクロメートル」。
スギ花粉のサイズが「約30マイクロメートル」。
スギ花粉というとアレルギー性結膜炎の原因になったりするやつですね。
そして、ブドウ球菌のサイズが「約0.9マイクロメートル」。
ブドウ球菌は細菌性結膜炎の原因になったりします。
花粉よりも「30倍」ぐらい小さいんです。
そして、ウイルス性結膜炎の原因となるアデノウイルスのサイズは
「約80ナノメートル」と言われています。
やっぱり「約100倍」ぐらいブドウ球菌と比べてサイズが違います。
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