赤ちゃんって生まれて数ヶ月間は、
下のまつ毛が目の中に入ってしまうことが多いです。
いわゆる「逆さまつ毛」ですね。
でも成長するにつれて自然に治ることが多いです。
なぜなんでしょうか?
目次
赤ちゃんの下まぶたって、大人に比べてふっくらとしていませんか?
赤ちゃんって大人と比べて、
全体のプロポーションというか、
体の比率が違いますよね。
大人なら8頭身とか6頭身なことが多いですが、
赤ちゃんの場合はそれこそ、
4頭身とか3頭身です。
全体的にかわいらしくふっくらとしていますよね。
顔ももちろんふっくらとしてます。
こんな感じです。
(wikiより引用)
ほっぺとか特にふっくらしていますが、
よく見ると、下まぶたのあたりもふっくらと盛り上がっていますよね。
実は赤ちゃんに逆さまつ毛が多いのは、
これが理由だったりします。
脂肪分が多いので、自然と下まつ毛も上向きになってしまいます。
赤ちゃんが全体的にふっくらしているのは、
体の脂肪分が多いからです。
下まぶたのあたりの脂肪分も当然のことながら多くなっています。
下まつ毛って普通は、
下向きというか横向きに生えているのですが、
下まぶたがふっくらと盛り上がっていると、
そもそもの、毛穴の向きの角度が変わってきます。
脂肪によって持ち上げられて、
場合によっては上向きになってしまうんですね。
そして、下まつ毛が目の中に入ってしまうようになってしまいます。
まつ毛が目の中に入っても、赤ちゃんはそれほど気にしていない。
赤ちゃんの目の中に、
まつ毛が入ってしまったりしていると、
大人としてはなんか痛々しく感じてしまうと思うのですが、
実のところ、当の赤ちゃんはあまり気にしていないそうです。
というのも、赤ちゃんの毛って
すごくふわふわしていて柔らかいですよね。
髪の毛とかもふわふわしていると思います。
なので、目の中に入ってもあまり刺激にはならないそうです。
大人の感覚だとかなり気になりそうに感じるんですけどね。
可哀想だからといって、まつ毛をハサミで切ってしまうというのはNGです。
ちなみに、下まつ毛が目の中に入っていると、
目やにが出やすくなったりもします。
参考記事:赤ちゃんの「目やに」がすごいのですが原因は何なんでしょうか?
目やには出るは、
目の中にまつ毛が入っていて痛そうだわで、
大人としては何とかしたいと思いますよね。
中には、まつ毛をハサミで切ってしまって、
まつ毛が目の中に入らないようにしようと思う人もいるかもしれません。
でも、まつ毛をハサミで切るというのはちょっと待ったほうがいいです。
というかNGです。
というのも、赤ちゃんの毛ってふわふわして柔らかいと言いましたが、
ハサミで切ってしまうと、毛の断面が表にでてきます。
その断面が目に当たる可能性が高くなってしまうんです。
赤ちゃんの毛が柔らかくてふわふわしていると言っても、
断面が目に当たるとかなり気になるのではないでしょうか。
成長するにしたがって、脂肪分が減って、自然と下まつ毛も下向きになっていきます。
ちなみに、赤ちゃんの逆さまつ毛なのですが、
成長するにしたがって、
下まぶたの脂肪分も減っていきます。
いつまでも赤ちゃんみたいな顔つきではいられませんもんね。
余分な脂肪分はなくなっていき、
幼児や幼稚園児らしい体型へと変化していきます。
そうすると、自然とまつ毛の毛穴の向きも
横向き、下向きになり、
まつ毛も目の中に入らなくなってきます。
なので、まだまだ赤ちゃんと言っても差し支えないような状態であれば、
成長するまでのもうしばらくの間、
逆さまつ毛は様子をみておくのもいいかもしれません。