オルソケラトロジーとオサートの違いを簡単にいえば、
オサートの方がより高機能で、強度の近視の人や円錐角膜の人にも対応しています。
例えば、オルソケラトロジーの場合は視力が0.1以下の人には適用することが
できなかったのですが、オサートでは視力が0.1以下の人であっても
キッチリと視力矯正することができるんです。
ちなみにオサートは三井メディカルクリニックというところが
オルソケラトロジーを改良して開発した商標登録になってます。
「矯正してやる!」感がハンパないオサートのレンズ形状
ちなみにオサートのレンズを装着するとこんな感じ。
レンズを横からみるとこんな構造をしています。
普通のコンタクトレンズのカタチをしていませんよね。
「角膜を矯正してやる!」っていう意思をこのオサートのレンズからは
感じることができます。
オサートとオリンピックの関係とは?
ちなみにオサートやオルソケラトロジーが
ちょっと注目されてきているのは理由があります。
というのは、ロンドンオリンピックで女子レスリングで金メダルをとった
吉田沙保里選手が実はオサートを利用していたんですね。
オリンピックでレスリングや柔道を見ていて、
コンタクトレンズが眼から外れてしまっている選手をみかけませんでしたか?
実は裸眼でも視力がでるオサートは、
眼に圧力がかかる可能性があるスポーツ選手にとってはとても便利なんです。
試合中にコンタクトレンズが外れると試合に集中することができないし、
なによりもペナルティになることもあります。
ちなみにボクシングではパンチが眼に直接あたることも多いので、
眼の角膜をパカっと切開して視力を矯正するレーシックは
禁止されているらしいです。
プロボクサーを目指している人はレーシックやっちゃダメですよ!
気になるオサートとオルソケラトロジーの料金なのですが、
オルソケラトロジーは28万円からでオサートは38万円かららしいです。
詳しくは下のURLでチェックしてみてください。
http://www.ortho-k.co.jp/flow/index.html
ちなみにレンズケアは普通のハードコンタクトレンズみたいに
毎日こすり洗いとつけおきが必要になります。
その点はちょっと面倒くさいかもしれませんね。
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