涙袋が欲しいという人。
結構多いですよね。
ちなみに「涙袋」には、
似たような言葉として、
「目袋」というものがあります。
なんとなく似ていますがどう違うんでしょうか?
目次
「涙袋」と「目袋」ってどの部分?
涙袋と目袋の違い。
まずは涙袋からいってみましょう。
涙袋というのは、
下まつ毛の生え際のあたりが、
プクッと膨らんだものをいいます。
あくまでも、目のパーツの一部というイメージになります。
笑ったときに、
目の下まぶたが膨らむ人っていますよね。
それも涙袋です。
美男美女に多いイメージです。
こんな感じです。
それに対して、
目袋ってどの部分なんでしょうか?
どこだと思いますか?
正解は、ズバリ、
目のクマができる部分です。
寝不足になると目の下にクマができたりしますよね。
その部分がたるんでしまって
袋状になってしまうことを目袋と言います。
こんな感じです。
涙袋と目袋。
漢字は似ていますが、
どういうものかというのはかなり違うんですね。
涙袋は欲しいけど、
目袋は遠慮したいという人も多いのでは。
涙袋ができるかどうかは「眼輪筋」の強さにかかっています。
ちなみに、
涙袋がある人と、
ない人の違い。
それは、眼輪筋という筋肉の強さにかかっています。
私達の目の周りには、
眼輪筋という輪っか状の筋肉がついています。
その筋肉があるからこそ、
私達はまぶたを閉じたり開いたりすることができるんですね。
その眼輪筋。
やっぱり人によって強さが違うんですね。
足の筋肉も人によって違うように、
眼輪筋も違うわけです。
ちなみに、筋肉って力を入れると膨らみます。
盛り上がるというか。
そうなんです。
涙袋というのは、
眼輪筋が盛り上がったものが
下まぶたのまつ毛の生え際に見えているものなんですね。
逆に、目袋ができてしまうのは「眼輪筋」が衰えてしまうから。
じゃあ、目袋はなんでできてしまうんでしょうか?
老化現象のひとつとも言えるのですが、
具体的に言うと、
眼輪筋が衰えることが理由のひとつになります。
涙袋と逆ですね。
なぜ、眼輪筋の衰えが目袋の原因になるのかというと、
眼輪筋というのは、
私達の目の周りを覆っている
脂肪分(眼窩脂肪(がんかしぼう))のフタのような
役割も担っているからです。
人間の頭蓋骨をイメージしてみてください。
目の部分って大きく穴があいていますよね。
眼球の大きさよりもだいぶ大きいです。
となると、眼球と頭蓋骨の間にはかなりの隙間ができます。
その隙間を埋めているのが脂肪分なんですね。
眼球を保護するためのクッションとしての役割をしています。
で、そのフタをするように
眼輪筋が目の表面にくっついているわけなんですね。
その眼輪筋が衰えるとどうなるか?
そうです。
目の周りの脂肪分が眼輪筋(フタ)を押すようにして
顔の表面、目のクマの部分ですね、
に、たるみとして、でてきてしまうというわけなんです。
どちらにも関係している「眼輪筋」とは一体なんなのか?
涙袋と目袋。
どちらにも関係している眼輪筋という筋肉は
一体どういうものなんでしょうか?
分かりやすいようにちょっと図をだしておきます。
この、目の周りに輪っか状になっている部分の
筋肉のことを眼輪筋といいます。
よく見ると、
涙袋の部分にも重なっていることがわかると思います。
この眼輪筋があるからこそ、
私達はまぶたを閉じたり開いたりすることができるんですね。
ちなみに、目袋は眼輪筋が衰えることが
原因のひとつだったりしますが、
眼輪筋が衰えることが原因のものがもうひとつあります。
なんだと思いますか?
眼輪筋を鍛えることで、ドライアイも予防することができるかも。
実は、眼輪筋が衰えると、
ドライアイになりやすいという事実があります。
なんでだと思いますか?
実は、眼輪筋が衰えると、
まばたきをするときに、
完全に目を閉じるということができにくくなったりします。
目を閉じているつもりが、
目の下の部分まで閉じきれていなかったりですね。
そうすると、目の下の部分は常に空気にふれていることになります。
当然、ドライアイになりやすくなってしまいます。
なので、眼輪筋を鍛えるということは、
涙袋を作ることができ、
目袋を予防することもできて、
さらにドライアイも予防することができるという
素晴らしいものなんですね。