(ボシュロム公式サイトより(英語))
バイオトゥルーワンデーというコンタクトレンズがあります。
まだ日本では未発売なのですが、
ボシュロムの最新のワンデーコンタクトレンズです。
最近の最新のコンタクトレンズには
シリコーンハイドロゲル素材が使われることが多いのですが、
このバイオトゥルーワンデーにはハイパーゲルという素材が使われています。
いったいハイパーゲルってどんな素材なんでしょうか?
目次
ハイパーゲルは含水率が78%とめちゃくちゃ高いです
バイオトゥルーワンデーにはハイパーゲルという素材が使われているんですが、
どうやらこの新素材、めちゃくちゃ含水率が高そうです。
バイオトゥルーワンデーは含水率が78%です。
これってめちゃくちゃ高いです。
いままでで含水率が1番高いコンタクトレンズって
チバビジョンのデイリーズアクアの69%なんじゃないかと思います。
その含水率を9%も上回ってきています。
ちなみに含水率についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
■コンタクトレンズの含水率って高い方がいいの?低いほうがいいの?
簡単に言うと、含水率が高いコンタクトレンズって
ドライアイになりやすいというデメリットがあるんです。
でも、このハイパーゲルという新素材、
高含水率でありながら、水分の蒸発をおさえることに成功していて、
ドライアイになりにくいようになっているようです。
含水率が78%なのですが、
夜になっても含水率は76%ほどに落ちる程度におさえることができるとのことです。
2%落ちるぐらいなら全然いいですよね。
酸素透過率は42Dk/tと高くはありません、むしろ低め?
ちなみにバイオトゥルーワンデーは酸素透過率は42Dk/tと
あんまり高くはありません。
むしろシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズに比べると
ちょっと低く感じてしまいますね。
チバビジョンの最新のシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズである
デイリーズトータル1は酸素透過率が156Dk/tですから。
でも、普通のHEMA素材のコンタクトレンズと比べると
ちょっといいのかもしれません。
普通のワンデーアキュビューとかは酸素透過率が33.3Dk/tです。
ドライアイの人におすすめのコンタクトレンズかも
こうやってみてみると、
バイオトゥルーワンデーのターゲットユーザーは
どうやらドライアイに悩んでいる人なんじゃないかなと思います。
そういった意味ではライバルはトゥルーアイやデイリーズトータル1ではなくて、
クーパービジョンのワンデーアクエアプロシーっぽい感じです。
ワンデーアクエアプロシーはドライアイにいいコンタクトレンズとしての
地位を確たるものにしていますからね。
性能を見る限り、バイオトゥルーワンデーはワンデーアクエアプロシーと比べても
上回っているように感じます。
含水率はバイオの方が78%でプロシーのほうが60%、
酸素透過率はバイオの方が42Dk/tでプロシーの方が22.8Dk/tです。
がぜん、バイオトゥルーワンデーが気になってきました(笑)
今度実際に使ってみようかと思います。
ちなみに含水率78%というのは
角膜の含水率と同じパーセンテージらしいですよ。
すごく快適な装着感なのかもしれません。
バイオトゥルーワンデーを通販するならこちらをチェック
バイオトゥルーワンデー-使い捨てコンタクトレンズ通販ガイド
バイオトゥルーワンデーは日本未発売なコンタクトレンズなんですが、個人輸入代行しているコンタクト通販ショップで購入できます。こちらの比較サイトがわかりやすくて便利です。
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