（アキュビューオアシス公式サイトより）
アキュビューオアシスを使っているんだけど
使用期限の2週間になる前にレンズがなんか白っぽく濁ってしまって
捨てざるをえなくなるという人は少なくないようです。
アキュビューオアシスって
非イオン性のレンズで、よごれが付着しにくいといわれているんですが
なんでなんでしょうか？
たんぱく汚れはつきにくいけど脂質の汚れはつきやすい
アキュビューオアシスって
非イオン性の素材でできているので
たんぱく汚れは付着しにくくなっています。
でも、それで安心してはいけません。
たんぱく汚れと脂質の汚れは違うものなんです。
アキュビューオアシスは
たんぱく汚れには強いけど脂質の汚れには弱いという
弱点をもっているんですね。
アキュビューオアシスを指でつまむときにも
指先の脂質がレンズにくっつきます。
化粧をするときに化粧品の油分がレンズについてしまうこともあります。
それと、まぶたのフチにはマイボーム腺という皮脂腺が
まつげに沿って付いていていて、そこから皮脂が分泌されたりします。
そんなわけで普通にコンタクトレンズをしているだけで
レンズには脂質がどんどんと付着していきます。
あ、ちなみにシリコーンハイドロゲル素材ではない
普通のコンタクトレンズの素材は反対に脂質よごれには強かったりします。
反対にたんぱく汚れが付着しやすいんですね。
脂質を落とすためのミラフローなどの洗浄液を使うのがオススメ
じゃあ脂質がついてしまったアキュビューオアシスは
どうすればいいのかというと、
ミラフローという洗浄液を使うのがオススメです。
一般的な洗浄液ってたんぱく汚れを落とすのには適しているんですが、
脂質を落とすのは苦手だったりします。
ミラフローというのは脂質を落とすのに特化された洗浄液なんです。
イソプロピルアルコールが成分に含まれていて
脂質汚れを溶かしてくれるんですね。
ただ、ミラフローは洗浄だけしかできない洗浄液です。
レニューとかコンプリートとかって
1本で洗浄とすすぎと保存が全部できますよね。
でもミラフローは洗浄だけしかできません。
すすぎと保存は違うものを用意する必要があります。
一言でいうと、ちょっと面倒くさい洗浄液です。
でも、脂質よごれを落とす効果はとても高くて、
「まるで新品みたいになった！」という声をよく聞きます。
アキュビューオアシスが2週間たたないうちに白っぽく濁ってしまうという人は
ぜひ試してみるといいのではないかなと思います。
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