私は視力についてのブログを運営しているということもあり、
コンタクトレンズについての口コミ情報を
よくウォッチしているのですが、
気になることがあります。
それは、多くのコンタクトレンズユーザーは
「酸素透過率」よりも「乾燥感」を
気にしているみたいだということです!
確かにレンズが乾燥しないかどうかは重要ですよね!
コンタクトレンズ利用者につきまとう問題点。
それは、レンズが乾燥するということ!
装着した瞬間はいいんですけど
だんだんとレンズが乾燥してくるんですよね。
装着感に関わってくるのでものすごく大事です。
なかには装着した瞬間に
違和感のあるコンタクトレンズもありますが(笑)
そんなわけで、
コンタクトレンズユーザーの多くの人は
なるべく乾燥しないコンタクトレンズを使いたいというわけで
色々なレンズを試してみたりするわけです。
私もですが(笑)
コンタクトレンズによって乾燥感って違いますからね。
もちろん個人差もありますし。
でも、見落としてはいけないのが酸素透過率です。
そのレンズがどれくらい酸素を通しやすいのかということ。
ここをあまり意識していない人が
結構いるのではないかと思うのです。
酸素透過率は体感しずらい。。
というのもですね。
酸素透過率の違いって目で体感しずらいんですよね。。(笑)
私は実際に色々なコンタクトレンズを
自分の目で試してみていますが、
酸素透過率の違いって実はハッキリとはわからないんですよね。
それよりもやっぱりレンズが潤っているか
乾燥しているかのほうがハッキリとわかります。
例えば、プロクリアワンデーみたいに
それほど酸素透過率はそれほど高くないんだけれども
レンズが乾燥しにくくて装着感はすごくいい!
というコンタクトレンズもあるわけです。
なので、酸素透過率はあまり気にしないというか
その存在を知らない?
という人がいてもおかしくはないな〜とは思います。
ちなみにコンタクトレンズは
基本的には含水率が低いほうが乾燥しにくいと言われています。
もちろん例外もありますけどね。
プロクリアワンデーとかは例外です。
で、含水率が低いとどうなるかというと、
レンズの素材によって大きく2つに分かれます。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
[colored_box color=”light‐gray” corner=”r”]
コンタクトレンズの含水率って高い方がいいの?低いほうがいいの?
[/colored_box]
でも、酸素透過率が低いと眼病になりやすいので注意!
酸素透過率は自分の目では体感しずらいとはいっても、
長期的なスパンでみると体感せざるをえない時がやってきます。
ジワジワと影響しはじめる感じですね。
酸素透過率が低いコンタクトレンズを使い続けると、
慢性的に目の角膜が酸素不足になって、
角膜新生血管というものが発生したりします。
目の黒目の部分の表面(角膜)に血管ができる病気です。
つまりは視界の中に血管が入ってきてしまうということ!
恐ろしいですね〜。
あんまりレンズが乾燥しないからといって
酸素透過率の低いコンタクトレンズを使い続けていると
そういう状況になりやすくなってしまいます。
角膜新生血管の他にも
角膜が酸素不足になることによって
角膜内皮細胞の数が減ったりもします。
角膜内皮細胞というのは
角膜を透明に保つ働きをもった細胞です。
つまりはその数が減ると角膜が白く濁ってきます。。
こちらも恐ろしいですね〜。。
なので酸素透過率の低いコンタクトレンズを使い続けるという場合には、
なるべく頻繁に眼科に行って、
眼をチェックしてもらうようにするのがいいと思います。