こんな素朴な疑問を持ったことはありませんか?
「コンタクトレンズを装着するとなんで勝手に目の真ん中にくるのか?」
特に初めてコンタクトレンズをする人にとっては
とても不思議なのではないかと思うのです。
今日はその理由についてです!
目はまん丸とした球体ではない!?
みなさんは自分の目は、
どんなカタチをしていると思いますか?
まん丸の球体だと思っている人もかなり多いのではないかと思います。
でも、実は私達の目ってまん丸ではなかったりするんです。
まあ、基本はまん丸に近い球体なんですけどね。
お化け屋敷のお土産とかで売っている
眼球のスーパーボールみたいなのを想像してもらえればいいと思います。
でも、細かいディティールがちょっと違うのです。
黒目の部分(角膜)がちょっと盛り上がっています。
どう違うのかというと、
目の黒目の部分、
つまりは角膜の部分がちょっと盛り上がっているんです。
例えるならば、目玉焼きですね!
目玉焼きって黄身の部分がちょっと盛り上がっていますよね。
新鮮な卵を使っているほど黄身が盛り上がっていたりして。
私達の目の角膜の部分は
その黄身の盛り上がりにちょっと似ています。
意外な事実じゃないですか?
ふだん鏡の中の自分の目を見ていてもなかなか気づかないですよね。
コンタクトレンズのカーブは黒目の部分に合わせて作られている!
で、コンタクトレンズを装着すると
かってに目の真ん中に収まる理由についてです。
それはずばり、
コンタクトレンズのカーブが目の黒目の部分、
つまりは角膜のカーブに合わせて作られているからです。
目の真ん中にコンタクトレンズがあるときに
ジャストフィットするようになっているんですね。
なのでコンタクトレンズをわざと目の中央から外にずらしても、
かってに目の真ん中に戻ってくるようになっているんです。
よくできていますね!
コンタクトレンズが目の中央からずれていると、
レンズはちょっと浮き上がりぎみになり、
それが、まばたきによって動くことによって
自然と目の中央にもどってくるという仕組みです。
赤ちゃんにコンタクトレンズを装着させるとどうなるか!?
ちなみに仮の話なのですが、
赤ちゃんにコンタクトレンズを装着させるとどうなると思いますか?
さあ、どうでしょうか?
おそらく、コンタクトレンズが目の中央に
なかなか収まらないのではないかと思うのです。
なぜかというと、赤ちゃんの目ってまん丸なんです。
角膜の部分がほとんど盛り上がっていないのです!
こんな感じです。
大人になるほどに角膜の部分って盛り上がってくるんですね!
というわけでコンタクトレンズを装着すると
なんで目の中央に収まるのかという話でした。
ちなみにこちらのコンタクトレンズのBCについての記事も
参考になると思いますので気になる人はぜひ読んでみてください。