コンタクトレンズのスペックを見てみると、
PWRとかBCとかDIAとかあります。
最初のうちはなんのことだか分かりませんよね?
そこで、今回は「DIA」についてお話します。
目次
簡単に言えば、レンズの直径のこと!
コンタクトレンズのDIA。
簡単に言うと、レンズの「直径の長さ」のことです。
DIAというのはDiameter(ダイアミターorダイアメーター)の略なんですね。
単位はミリメートルです。
つまりはDIA14.0であれば直径14ミリということ。
使い捨てコンタクトレンズの場合は大体DIAは14ミリ前後になります。
ハードコンタクトレンズの場合はDIA9.0前後が多いので9ミリ前後。
だいたいそんな感じですよね?
ちなみに、iPhoneを持っている人は
取り出してホームボタンを見てみてください。
iPhoneのホームボタンの直径がだいたい11ミリです。
iPhone5s以降の指紋認証付きのホームボタンの場合は、
銀のフチを含めて11ミリ、銀のフチの内側は9ミリです。
実際に測ってみました(笑)
つまりは、ソフトコンタクトレンズはiPhoneのホームボタンよりも少し大きく、
ハードコンタクトレンズの場合はiPhone5s以降であれば
銀のフチの内側とほぼ同じ大きさということですね!
ちなみに、レンズの曲面に沿った長さではなく、真上から投影した長さです。
ちなみに、レンズの直径といっても
2パターン考えられますよね?
レンズの曲面の沿った長さと、真上から投影した長さの2つです。
どっちだと思いますか?
正解は真上から投影したときの長さです!
ということはですよ。
実は同じDIAのコンタクトレンズでも、
BCが違うとレンズの曲面に沿った長さは違ってくるということです。
BCが小さいレンズの方が曲面が盛り上がっているので、
それだけBCが大きいレンズよりも曲面に沿った距離は長くなります。
まあどうでもいい話かもしれませんが(笑)
ちなみにBCって何?という人はこちらの記事を読んでみてください。
ソフトのDIAは黒目よりも大きく、ハードのDIAは黒目よりも小さい。
ちなみに、私たちの目の黒目の大きさって
平均どれくらいだと思いますか?
これも個人差があるのですが、
だいたい11.5ミリから12.5ミリの間だと言われています。
つまりは、ソフトコンタクトレンズの場合はだいたい直径14ミリなので
黒目よりも大きくなり、
ハードコンタクトレンズの場合はだいたい直径9ミリなので
黒目よりも小さくなります。
ちなみに、カラコンやサークルレンズってありますよね。
ワンデーアキュビューディファインモイストの
アクセントカラーの着色直径が12.5ミリです。
つまりは、黒目が大きめの12.5ミリの人にとっては
ディファインモイストのアクセントカラーは
あまり意味ないかもしれません。。(笑)
カラコンの着色直径とは別物です!
ここでひとつ注意点なのですが、
DIAと着色直径って違います!
DIAはレンズそのものの直径で、
着色直径は色が付いている部分の直径です。
実はカラコンやサークルレンズって
レンズのフチの部分まで色が入っているわけじゃないんです。
例えば、ディファインモイストのアクセントカラーの画像です。
(ワンデーアキュビューディファインモイスト公式サイトより引用)
よ〜く見ると分かると思うのですが、
色の付いている部分の外側にもフチが見えますよね。
その間は透明になっています。
つまりはカラコンやサークルレンズの場合は
DIAが大きいからといって着色直径も大きいとは限らないということです。
その傾向はありますが。
というわけでコンタクトレンズのDIAについてでした!