なぜだか分からないけれど、
最近、肩こりがひどい。
そんなことってありませんか?
その理由が実はコンタクトレンズである可能性もあるんです。
なぜコンタクトレンズが「肩こり」の原因になりうるんでしょうか?
目次
そのコンタクトレンズ、目に合っていますか?
なぜ、コンタクトレンズが「肩こり」につながるのか?
実はコンタクトレンズそのものが
直接「肩こり」につながるわけではありません。
実は、「目に合わない」コンタクトレンズを装着することで、
目が疲れることによって
間接的に肩こりにつながっていくんです。
コンタクトレンズを装着していると肩がこりやすいと言う方。
装着しているコンタクトレンズは
ちゃんと目に合っているでしょうか?
例えば、度数。
視力が「1.2」以上でるように度数を設定している場合、
近くのものは相対的に見にくくなります。
その状態でデスクワークを続けると
当然ですが目が疲れやすくなります。
そしてBC(ベースカーブ)。
レンズの湾曲が自分の目にちゃんとフィットしているかも重要です。
これがズレていると目に圧迫感を感じたりして目が疲れてきます。
眼精疲労や目の疲れが「肩こり」につながっている可能性は高いです。
目に合っていないコンタクトレンズを装着していると、
目が疲れやすい状態になります。
この「目の疲れ」が実は肩こりにつながりやすかったりするんです。
例えば、目が疲れている状態で
パソコンなどのデスクワークをする場合、
無意識に顔をパソコンに近づけようとして
肩に力が入ってしまっていることがあります。
そうすると、
当然ながら肩の筋肉が緊張して凝ってくることになります。
ちなみに、
コンタクトレンズは矯正度数が1.0になるようにするのが一般的ですが、
その人のライフスタイルによってもかなり変わってきます。
デスクワークが多い人は、
「1.0」よりも「0.7」の方が近くが見えやすくなって適切かもしれないですし、
遠くを見ることが多い人は「1.0」よりも「1.2」の方がいいかもしれません。
ぜひ、自分のライフスタイルに合った度数になっているかも
チェックしてみてください。
意外と見落としがちなのが「レンズの酸素の通しやすさ」。
「コンタクトレンズの度数もBCもちゃんと自分に合っているよ!」
「でも、やっぱりコンタクトレンズをすると肩がこる。」
という人も少なくないかと思います。
そういう場合に見落としがちなこと。
それは。。
「レンズの酸素の通しやすさ」です!
コンタクトレンズって目の上に
フタをするようにして装着しますよね?
あまり知られていないかもしれませんが、
目(正確には黒目の部分である角膜)って空気中から
直接酸素を取り込む部位だったりします。
ということは、
コンタクトレンズをすると酸欠になりやすくなります。
目に限らず、体だって酸欠が続けば疲れてきますよね。。
だからこそ、
コンタクトレンズは酸素の通しやすさが重要になっていたりします。
最近は、裸眼並に酸素を通すことができる素材。
「シリコーンハイドロゲル」で作られているコンタクトレンズも増えています。
例えば、ワンデーであればワンデーアキュビュートゥルーアイ。
デイリーズトータルワン。
2ウィークであれば、エアオプティクスEXアクア、などなど。
ぜひ、シリコーンハイドロゲル素材以外のコンタクトレンズを使っていて、
肩こりになりやすいという方は試してみてください。
アレルギーやドライアイの場合はメガネに変えたほうがいいかも。
そして、最後に。
アレルギーやドライアイがひどい場合には、
目にジャストフィットかつ、
酸素も裸眼並に通すコンタクトレンズでも、
目に違和感を感じて目が疲れやすくなります。
そういう場合には、
残念ですがコンタクトレンズはあきらめて、
メガネを試してみたほうがいいかもしれません。