使い捨てのコンタクトレンズは
ワンデーとか2ウィークとかって使用期限が決められているのですが、
ハードコンタクトレンズってそういうのがないですよね。
はたして、ハードコンタクトレンズって
使用期限ってあるんでしょうか?
目次
特に決まってない!けど、目安はある。
ハードコンタクトレンズの使用期限。
実はきっちりとは決まっていないんです。
とはいえ、目安はあるんですね。
それはハードコンタクトレンズの中でも
タイプによって違ってきます。
ハードコンタクトレンズって大きく分けると
3つのタイプに分けられます。
ひとつは、従来のハードコンタクトレンズ。
あまり酸素を通さないので最近ではほとんど見かけないですが。。
ふたつめは、酸素透過性ハードコンタクトレンズ。
ハードコンタクトレンズのイメージというと今はこれでしょうか。
酸素を多く通すので目の健康にいいと言われています。
そして、みっつめは、酸素透過性ハードコンタクトレンズのなかでも
汚れがつきにくいようにレンズ表面に加工を施してあるものです。
このタイプは研磨剤入りの洗浄液でこすることができません。
加工が剥がれちゃいますから(笑)
研磨できないタイプのハードは使用期限が約1年。
メニコンのすべてのハードコンタクトレンズとか
シードのS-1はレンズ表面に加工してあります。
こういうタイプの使用期限は結構短めです。
どれくらいだと思いますか?
それは、約1年だそうです!
ハードにしては短い気が。。
だって酸素透過性ハードでだいたい2〜3年だと言われています。
従来のハードなら3〜5年とも。
それに比べるとレンズ表面に加工がほどこされるだけで
一気に使用期限が短くなります。
ある意味使い捨てと言ってもいいのでは。。
1年使い捨てコンタクトレンズとも言えますもんね。
とはいえ、目の健康を考えるなら
使用期限は短いほうがいいというのも事実です。
眼科やお店にいってレンズのキズをチェックしてもらうのがベスト。
ちなみに、使用期限の目安を言いましたが、
ベストなのは眼科やお店に行ってレンズの状態をチェックしてもらうことです。
というのもハードコンタクトレンズって長期間にわたって使うので、
個人によってのレンズケアの差がかなり大きくなります。
レンズケアがずぼらな人だと
研磨不可のハードコンタクトが半年しか持たない可能性もあります。
その反対でレンズケアがバッチリで
2〜3年持たせちゃう人もいるかもしれません。
そこらへんのチェックはやっぱりプロにしてもらうのがいいと思います。
ちなみに、未開封でも捨てないといけない使用期限っていうのがあります。
そうそう、今までお話してきた使用期限というのは
「レンズを使い始めて」からの使用期限です。
実はコンタクトレンズには
未開封でも捨てなければならなくなる使用期限というものもあります。
使い捨てコンタクトレンズを使っている人なら
日々、目にしているのではないでしょうか?
ブリスターパックにシレっと記載されてますからね。
こんな感じです。
このバイオフィニティは
2017年8月までに使いきらないといけないようです。
EXPという部分がそうなんです。
そして、実はハードコンタクトレンズにも
こういった使用期限が記載されているのです!
一度開封すると忘れてしまうでしょうが(笑)
こんな感じ。
この画像はネット上から拝借してきたものなのですが、
このシードのハードコンタクトレンズは
余裕で使用期限が切れていますね。。
2009年11月って。。
こういう場合は未開封でも使ってはいけません!
たぶん使えるでしょうが。。
ちなみにハードコンタクトレンズは
最近では通販でも買えたりするのですが、
消費期限がかなり差し迫ったものが紛れ込んでいたりもするそうです。
なので通販で買うというときは
消費期限に気をつけてみてくださいね。
というわけでハードコンタクトレンズの使用期限についてでした!