近視は「仮性近視」と「真性近視」の2つに分かれます。
そしてさらに、
真性近視は「屈折性近視」と「軸性近視」の2つに分かれます。
屈折性近視が続くことで
軸性近視へと進化してしまうと言われているのですが
その原因ってなんなんでしょうか？
「斜筋」によって屈折性近視が軸性近視へと進化する！？
実は軸性近視っていうのは
どういう仕組でなってしまうのかという原因については
医学の世界でもよく分かっていないそうなんです。
分かっていたらもっと視力回復している人たちが多いはずですもんね。
なので、これから言うことは
私の単なる憶測でしかないのでご了承を！
で、軸性近視になってしまう原因なのですが、
「斜筋」にあるのではないかなと思うんです。
斜筋というのは目のここの部分の筋肉です。
（ビジョン・フィットネスセンターより引用）
斜筋には上斜筋と下斜筋の2つがあります。
この斜筋、どういう働きをもっているのかというと、
もちろん目玉を動かす働きをもっているのですが
目を側面から圧迫するようにして動きます。
ちなみに目を動かす筋肉（外眼筋といいます）には
斜筋の他に直筋があります。
直筋のほうは目の後ろ側から前に圧迫するようにして動きます。
実は、軸性近視になってしまう原因のというのは
この「斜筋」が異常に働いてしまうからなんじゃないかなと思うのです。
目玉が側面から圧迫されたら眼軸って伸びそうじゃないですか？
それではなんで斜筋が異常に働いてしまうんでしょうか？
「斜筋」が毛様体筋の代わりに水晶体を厚くする！？
斜筋が異常に働いてしまう原因、
それはつきつめていくと
毛様体筋の機能不全にあるのではないかと思うのです。
毛様体筋の機能不全は
そもそも私達の視力が悪くなる根本原因でもあります。
毛様体筋が目の水晶体のレンズの厚みを調節していますからね。
ちなみに毛様体筋と水晶体の図はこちらです。
（参天製薬のサイトより引用）
近くのモノを見るときは
毛様体筋にチカラが入って水晶体を厚くします。
そうすることで網膜に焦点が合うようにするんですね。
反対に遠くを見るときは
毛様体筋は脱力することで水晶体を薄くして
網膜に焦点を合わせます。
視力が悪くなるっていうのは
近くのモノばかりを見すぎて
毛様体筋が凝ってしまっている状態です。
水晶体が厚くなったまま戻らない状態ですね。
この状態が「屈折性近視」の状態です。
で、目が悪くなるとメガネとかコンタクトレンズで視力矯正しますよね？
そうすることで水晶体が厚くなったままでも
網膜に焦点を合わせることができます。
ここからが問題なんです。
メガネとかコンタクトレンズで
遠くに焦点が合うようになるのはいいのですが、
その状態でまた近くのモノを見続けるとどうなるんでしょうか？
水晶体を厚くするしかないですよね？
でも毛様体筋は凝り固まったまま。。
しかも水晶体はすでに厚くなっています。。
でも、目はなんとかしようとするわけです。
そしてここからが憶測の部分です。
目は「斜筋」にチカラをいれることで
水晶体を厚くしようとするのではないでしょうか？
目玉を側面から圧迫することで。
で、結果的に眼軸が伸びてしまうと。
そういう悪循環があるような気がします。
あくまで推測ですが。。
毛様体筋を「ストレッチ」してあげるのが大切。
というわけで、
すべての元凶のもとであろう毛様体筋の凝り！
なんとかしたいですよね〜。
凝っているのであればほぐしてあげればいいですよね。
肩こりみたいに。
ちなみに毛様体筋をストレッチしてあげる
トレーニングというのがあります。
やり方は2つ。
ひとつは、視点を前後に動かしていく方法。
遠くをみて、近くをみて、を繰り返す方法ですね。
「遠方体操法」といいます。
そして、ふたつめは、
ちょっと視界がぼやけるぐらいの部分を
ハッキリと見えるように努力する方法。
ハッキリ見えるか見えないかの
微妙なラインで試すのがポイントです。
あんまりぼやけてるとやる気失くしますから（笑）
この方法を「遠方凝視法」といいます。
遠方凝視法を試したことがあるのですが、
瞬間的によくみえる時というのがあります。
そしてなんか、こめかみのあたりが
ピクピクするような感覚もあっていい感じです。
毛様体筋がストレッチされているのかも。
ちなみにこちらの記事で
軸性近視で視力0.07だった人が
7年で視力1.4に回復した例を紹介しているので
気になる人はチェックしてみてください。
その人は遠方凝視法を試してみたみたいですね！
