ドライアイの改善にいいと言われている
ラクトフェリン。
実は涙の中にもラクトフェリンは
含まれている成分だったりします。
そんなラクトフェリンなのですが、
実は活性酸素の働きを抑制してくれるらしいんです。
活性酸素は鉄イオンと反応することで目のサビになる。。
以前、ラクトフェリンは
ドライアイの改善にいいらしいという記事を書きました。
こちらの記事です。
ラクトフェリンは、
実は涙の中に含まれているタンパク質だからという
解説をしたのですが、
今回はさらに突っ込んで解説します。
キーワードは「活性酸素」です。
ラクトフェリンは実は抗酸化力が強い成分だと言われています。
抗酸化力が強いということは
活性酸素に強いという意味です。
活性酸素って発生すると
私達の体の細胞を攻撃しはじめます。
で、そのときに鉄イオンと反応すると、
そこにサビができてしまうんです。
鉄に活性酸素が触れるとサビができるというのは
なんとなくイメージできますよね。
鉄に水をかけたまま
長時間紫外線に当てるとサビがでてきます。
それが体の中でも起こるということですね。
それが目で起こるとしたら。。
なんかドライアイに繋がりそうな気がしませんか?
ラクトフェリンは鉄イオンと結合する性質をもつ!
ラクトフェリンの抗酸化力が強いと言われているのは、
実は鉄イオンと結合する性質をもっているからなんです。
活性酸素にやられてしまう前に、
ラクトフェリンが鉄イオンと結合してしまうんですね。
そうすることで、
活性酸素によって鉄イオンがサビになることを
抑制するんです。
そうして、目の表面にサビができるのを防いで
ドライアイにもなりにくくするというわけです。
ドライアイってなんとなく
目が乾燥するからっていうイメージが強くて、
それをヒアルロン酸目薬を使ったり、
最近ではムチン目薬であるジクアス点眼液を使ったりして
やわらげようとするわけですが、
実はそもそも目にできてしまう
サビがドライアイの原因でもあったわけですね。
ラクトは「乳」、フェリンは「鉄」、という意味。
ちなみに、ラクトフェリンという言葉は、
ラクト(乳)とフェリン(鉄)の2つが
組み合わさった造語になっています。
鉄を吸収する乳って感じですかね?(笑)
ちなみに鉄を吸収すると
ちょっとピンク色っぽいタンパク質になります。
赤いタンパク質とも呼ばれるみたいですね。
ドライアイで悩んでいる人で、
「なんか自分の目、サビができてる気がする!」
という人はラクトフェリンを試してみるのもいいかもしれませんよ!?
ちなみにラクトフェリンは表向きは
ダイエットにいいサプリという感じで売られています。。