まつ毛育毛剤について調べていると、
ラティースとルミガンの名前がでてきますが、
この2つには一体どういう違いがあるんでしょうか?
目次
「ルミガン」は実は、緑内障患者のための眼圧を下げる「目薬」です!
ラティースとルミガンの違い。
結構、面白いストーリーがあります。
というのも、ルミガンというのは、
実はまつ毛を伸ばすためのまつ毛育毛剤ではなくて、
緑内障患者の眼圧を下げるためにつくられた目薬なんです。
今現在も、そういう使われ方がメインです。
一部の人の間では、すっかり、
まつ毛を伸ばすための育毛剤として認識されているかもしれませんが(笑)
そんな、眼圧を下げるための目薬として開発されたルミガンなのですが、
実は思わぬ副作用がありました。
そんなルミガンに、まつ毛が伸びるという「副作用」があることを発見。
ルミガンの思わぬ副作用。
なんだと思いますか?
もう、おわかりですね。
そうなんです。
まつ毛が伸びてしまうという副作用が発見されたんですね。
かなり高い確立で、
ルミガンを使っている緑内障患者のまつ毛が伸びたようです。
ちなみに、まつ毛が伸びるという副作用には名前が付いています。
その名も「睫毛異常」。
たしかにまつ毛に異常が起こっていますからね。。
ちなみに、ルミガンを使って睫毛異常になる人の確率は、
なんと46%ほどだそうです。
かなり高いですね!
まつ毛を伸ばすための育毛剤として販売してもいいかも。。
そして、ルミガンの開発元であるアラガン社は考えました。
まつ毛が伸びるという副作用を逆手にとって、
まつ毛を伸ばすための育毛剤として販売できないかを。
まつ毛を伸ばすという効果(副作用!?)は
もうすでに出ているのですから、
製品化するのはとても簡単です。
そうして、まつ毛育毛剤として名前だけ変えたのが「ラティース」です。
そうして、アラガン社はルミガンと同じ中身を使った
まつ毛育毛剤を製品化しました。
中身は同じなのですが、
まつ毛を伸ばすための製品なので、
ルミガンと差別化するために名前を変えます。
それが「ラティース」なんです。
そうなんです。
実はルミガンとラティースは中身は同じものです。
「ビマトプロスト」という成分が主成分の液体です。
でも、その使用目的が違うんですね。
ルミガンは眼圧を下げるのが目的の目薬として。
ラティースはまつ毛を伸ばすための育毛剤として。
違いは、まつ毛に液体を塗るための「アプリケーター」の有無。
ちなみに、ルミガンとラティースの違いに
「アプリケーター」の有無があります。
ラティースにはまつ毛に液体を塗るようの
アプリケーターが60本付いてきます。
それに対してルミガンにはアプリケーターは付きません。
これは、ルミガンとラティースの
使用目的を考えれば理解できると思います。
ルミガンはあくまでも目薬なので、
まつ毛に液体を塗るためのアプリケーターは必要ないですもんね。
両者の成り立ちのストーリーを考えれば納得ですね。