（日油株式会社のリピジュア公式サイトより）
リピジュアって知ってますか？
化粧品にも使われることが多くなってきているので
目にしたこともあるかもしれません。
実はコンタクトレンズの保存液に
使われていたりもするんですよ！
目次
リピジュアの保湿能力はヒアルロン酸の約2倍らしい
リピジュアが注目されているのは保湿能力がかなり高いからです。
どれくらい高いのかというと、
保湿力が高いといわれているヒアルロン酸と比べても
約2倍ほど保湿力が高いそうです。
ヒアルロン酸って理論上は1グラムで1リットルの水を保持できると
言われているんですが、
その2倍というと1グラムで2リットルの水を保持できることになります。
ちょっと実験してみたくないですか？
1リットルの水のペットボトルの中に
1グラムのヒアルロン酸100％の原液と
1グラムのリピジュア100%の原液を投入して比較してみたいです。
どうなるんでしょうかね？
リピジュアは水に流れにくいので潤いが長く続く
そしてリピジュアのすごいところは水で洗っても
その保湿効果が長く続くというところです。
上の図はヒアルロン酸とリピジュアが含まれたローションを
腕に塗ったあとの水分保持機能を比較した図なんですが、
ヒアルロン酸は水で洗ったあとはその保湿力は下がっているんですが、
リピジュアはむしろその保湿力が上がっているんです。
なぜかというと、
リピジュアの分子は人間の皮膚の細胞と似た構造をしているかららしいです。
ヒアルロン酸は皮膚の内側の真皮という部分に多く含まれている成分です。
なので皮膚に塗る成分としてはリピジュアの方が適している
ということなんですね。
涙にも含まれているリン脂質をモデルに開発されているので体に馴染みやすい
ちなみにリピジュアは「リン脂質」というものをモデルに
開発されたそうです。
リン脂質というのは涙の中にも含まれている成分だったり、
細胞膜をつくるのに使われていたりします。
人の体って無数の細胞でできています。
その細胞膜を作るのにリン脂質が使われています。
そのリン脂質をモデルに開発されたのがリピジュアなんです。
なので、リピジュアってすごく体に馴染みやすい成分になっています。
人工臓器にも使われていたりするそうです。
ワンデーアクエアエボリューションの保存液に使われている
コンタクトレンズでは、
クーパービジョンのワンデーアクエアエボリューションの保存液で
リピジュアが使われています。
その他にも、同じくクーパービジョンのワンデーアクエアトーリックにも
使われています。
普通のワンデーアクエアには残念ながら使われていないようです。
ちなみにクーパービジョンのコンタクトレンズは
ドライアイの人に評価が高かったりするので
目が乾きやすいという場合には試してみるのもいいかもしれません。
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