「どんどん目が良くなるマジカルアイ」
という本があります。
本のタイトルに「目が良くなる」と書かれているわけですが、
本当に視力は回復するんでしょうか？
目次
子供のうちなら視力回復する可能性があるかもしれません。
以下の画像はウィキペディアの
「ステレオグラム」のページから引用してきたものです。
引用元：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
マジカルアイの画像と同じように、
平行法、交差法などの立体視をすることで、
立体画が見えるようになります。
ぜひ実際にやってみてください。
なにが見えましたか？
答えはこの記事の最後に書きます。
ちなみに私は平行法の方が得意で、
平行法で立体画が見えました。
で、肝心の、マジカルアイで視力回復するかどうかなのですが、
目が悪くなりたての子供なら、
視力回復する可能性があるのかと思います。
水晶体の厚みを調節する「毛様体筋」のコリはほぐせるかも。
というのも、マジカルアイの立体視は、
目のどこに影響するのかというと、
「水晶体」の部分なんです。
引用元：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%99%B6%E4%BD%93
平行法は、水晶体を薄くすることで、
焦点を水平線や、地平線の方に置く方法です。
それに対して、交差法は、
水晶体を厚くすることで、焦点を目の前に置く方法です。
どちらでもマジカルアイの立体映像を見ることができるのですが、
どちらにも共通しているのは、
毛様体筋を動かすことで水晶体の厚みを変えるというところです。
焦点を目の前に置く交差法の場合は、
毛様体筋を緊張させることによって水晶体を圧迫し、
水晶体を厚くします。
実際、交差法をやってみると、
目にチカラが入っている感じがしませんか？
それに対して、平行法は、
反対に毛様体筋のチカラを抜くことによって水晶体を薄くする方法です。
脱力した感じがします。
ちなみに、子供の視力が悪くなりたての時って、
毛様体筋が緊張したまま凝ってしまうことが原因のこと多いです。
遠くを見るには毛様体筋をリラックスさせて、
水晶体を薄くする必要があるんですが、
それがやりにくくなるんですね。
マジカルアイの平行法は、
そんな凝ってしまった毛様体筋をリラックスさせてあげる効果があります。
なので、毛様体筋のコリが原因の視力低下には
視力回復効果があるかもしれないんですね。
でも、日本人の多くは、眼球の長さが伸びてしまっている「軸性近視」。
でも、実際のところ、
日本人の多くの視力低下の原因は、
毛様体筋だけではありません。
目の眼球の長さが伸びてしまうことが原因の、
「軸性近視」の人が多いです。
恐らく私もそうです。
そういう、軸性近視の場合、
いくら毛様体筋がリラックスして、
水晶体を薄くすることができても、
ピントが目の網膜にピッタリとは合いません。
眼球が伸びてしまっているので、
ピントが網膜のちょっと手前に合ってしまうんですね。
軸性近視を改善するハッキリとした情報はまだでていません。
ちなみに、軸性近視を改善するハッキリとした方法や情報は、
まだこの世には出回っていません。
もし、出回っていたのなら、
世の中の近視のほとんどはなくなっているはずですからね。
いまのところ、
一度伸びてしまった眼球は、
元には戻らないという学説になっているようです。
つまりは、軸性近視の人は、
いくらマジカルアイを実践しても視力は回復しないということになります。
残念。
個人的には、外眼筋のコリをほぐすことができれば視力は上がるのではと思ってます。
ちなみに、
学説では1度伸びてしまった眼球は、
元には戻らないと言われていますが、
個人的には不可能ではないのではないかと思うんです。
私達の眼球って、「外眼筋」という筋肉に囲まれていて、
外眼筋が動くことで、眼球を動かすことができます。
引用元：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E7%9C%BC%E7%AD%8B
実は、眼球の軸が伸びてしまうのは、
この外眼筋が緊張して、
その状態で凝り固まってしまうからなのではないかなと思うんです。
もちろん、間違っているかもしれません。
でも、上の図を見ているとそんな気もしてきませんか？
まあだからと言って、
外眼筋のコリをほぐす方法があるのかどうかという
問題があるんですけどね。
ちなみに、上のマジカルアイ（ステレオグラム）答えは
「ハートマーク」でした。
見えましたか？
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