目がぼやけて見えてしまう…遠くがなかなか見えづらい!
これを、一般的に「近視」と呼びますよね。
近頃では、大人だけでなく子どもでも近視になるという子が増えています。
ゲームソフトやテレビといったものを多く利用することも理由として挙げられます。
ただ、近視になりかけている状態なら
視力回復トレーニングを行うと改善されることも。
では、うちの子は近視なの?なりかけているだけなの?
その見極め方をご紹介します。
うちの子、近視?まだ治る可能性もある近視って?
一口に「近視」といっても、いろいろな種類の近視があるんです。
たとえば、仮性近視。
これは近視になりかけているという状態で、
目の筋肉が肩こりのようにちょっと固まってきている状態です。
テレビゲームや暗所での読書などといったことが原因で、
近くを見る状態で筋肉が固まってしまうため、
近視が進行してしまうというわけなんですね。
そしてもうひとつ、真性近視です。
この真性近視は、仮性近視の段階でこり固まっていた筋肉が
固定されてしまったという、
まさに近視になってしまった状態のこと。
肩こりでも、しばらく放っておくと
湿布を張ったり薬を塗ってもなかなか改善されませんよね。
真性近視はこれと同じことで、
こり固まった目の筋肉をほぐしていくのは
なかなか難しいので治りにくいということなんです。
さらに真性近視になると、軸性近視という非常に進んだ近視もあり、
これは視力回復トレーニングなどを行っても、
ほとんど効果のないほどひどい近視だと言われています。
こうなる前に、お子さんの目はどの段階の近視なのかを
きちんとチェックしておきましょう!
近視は肩こりと一緒?子どものうちに近視を治そう!
現在、文部科学省が発表したデータによると
小学生の3割が視力1.0以下だと言われています。
やはり小さなころからテレビゲームなどで
目を酷使しているという傾向にあるため、
昔よりもはるかに近視になりやすい環境にあるというわけです。
お子さんがやたらと目を近づけて本を読んだり勉強したり、
テレビを近くで見たりこういったことが
見られるようならば近視を疑った方が良いでしょう。
さて、その際に仮性近視か真性近視かどうかを判断するポイントです。
近視は、近くを見るという行動によって
目の筋肉がこり固まって起こってしまう症状です。
完全にこの筋肉が固まっていない仮性近視の場合なら、
しばらく遠くを見るなどして筋肉をほぐすようにすれば、
そのときには若干近視が改善します。
真性近視の場合には、
ちょっとしたトレーニングや筋肉をほぐす運動でも
なかなか改善が見られません。
また、仮性近視でも真性近視でも、
できるだけ早く眼科で診察を受けて視力回復トレーニングなどを
行うと良いでしょう。
眼鏡やコンタクトを使用すると近視が進みやすいと言われている一方で、
周囲が見えないという状態をずっと続けていることは
目にとってもお子さん自身にとっても大きなストレスとなります。
眼鏡やコンタクトを正しく使用しながら、
視力回復トレーニングを併用していくことで視力をキープしたり、
改善したりということが期待されます。
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