酸素透過率。
あなたはサークルレンズを選ぶときに気にしていますか?
サークルレンズの中で1番酸素透過率が高いのは?
数あるサークルレンズの中で1番酸素透過率が高いのは
ジョンソン&ジョンソンのディファインシリーズになります。
数字でいうと、33.3Dk/tになります。
数字でいわれても・・・というあなたに分かりやすく説明すると、
普通のワンデーアキュビューと同じ酸素透過率になります。
なので、普通のワンデーアキュビューを愛用しているという人にとっては、
とてもイメージしやすいのではないでしょうか。
ちなみに33.3Dk/tというのは裸眼のときの酸素量を100%とすると、
約80%ぐらいの酸素量になるそうです。
酸素透過率を気にするべき理由とは?
ちなみに、なんでサークルレンズ、ひいてはコンタクトレンズを選ぶときには
酸素透過率を気にする必要があるんでしょうか?
そのためにはまず、目の角膜について知っておく必要があります。
角膜というのはこの画像をみればわかるように、
目の黒目の表面を覆っている部分のことです。
この角膜、実は人の体の中でもとても特殊な性質をもっているんです。
それは。。
角膜は空気から直接酸素を取り入れているんです。
人の体の他の部分は、血液によって酸素が運ばれていきます。
でも、角膜には血管がありません。
血管があったら視界が血管でさえぎられて大変なことになります。
(実は角膜に血管ができてしまう病気もあります)
なので、酸素透過率が低いコンタクトレンズをするということは、
目の角膜にとってはとても息苦しいものなんです。
分かりやすい例えでいうと、口や鼻にガーゼを押し当てられている
ような息苦しさを角膜さんは感じているのではないでしょうか。
目の角膜が酸素不足になって息苦しくなるとどうなる?
まずは、目がとても疲れやすくなります。
これはコンタクトレンズをしている人であればだれしもが
経験しているのではないかと思います。
夕方になるとなんか目が疲れるなあとか、
目がシパシパするとか。
コンタクトレンズが原因だろうけど
それが目の酸素不足だったというのは知らなかった人も
いるのではないでしょうか?
ちなみに目が疲れやすくなるというのは序の口です。
目が慢性的に酸素不足になるとどうなるか。。
どうなると思いますか?
実は目の角膜に血管が伸びてくるようになるんです。
角膜に血管ができてしまう病気があると先ほど言ったのですが、
その原因はまさに目の酸素不足にあるんです。
正式名称は「角膜新生血管」といいます。
角膜に血管が伸びてきてしまうと、
まずは物理的に視界に血管が入ってしまうので視界が悪くなります。
さらにそれが進行してしまうと最悪、失明ということになります。
最近は、角膜をiPS細胞で培養しようという動きもあるようですが
実用化にはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。
サークルレンズをするときは装着時間は短めに
なにが言いたいのかというと、
サークルレンズを選ぶときはなるべく酸素透過率が高いものを選んで、
そして装着時間はなるべく短めにするのがオススメです!
ということです。
丸一日装着する予定があるなら
やっぱりワンデーアキュビュー と同じ酸素透過率である
ディファインがいいのではないかなと思います。
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