エルコンワンデーポップってどんなサークルレンズ?

エルコンワンデーポップ公式サイトより)

シンシアから新しいサークルレンズが登場しました。
その名も「エルコンワンデーポップ」です。

シンシアの主力製品であるエルコンワンデーの名前がついてるだけあって
かなりチカラを入れているようです。

どんなサークルレンズなのか見ていきましょう。

 

■濃い茶色と薄い茶色の2色のブラウン系が用意されています。

エルコンワンデーポップの大きな特徴は茶色のブラウン系の色が
2種類用意されているところです。

「ショコラ」と「ブラウン」の2色です。

ショコラはその名のとおり、
チョコレートみたいな濃い茶色をしています。

ブラウンはちょっと明るめの茶色になっています。
ちょっとディファインのヴィヴィッドスタイルに似た色なんじゃないかなと
思います。

こういうふうにブラウン系で2色用意されているサークルレンズは
他にはないんじゃないかなと思います。

例えば、ディファインのヴィヴィッドスタイルはちょっと色が
明るすぎると感じても、ディファインのブラウン系はその色しかありません。

もっと濃い茶色のサークルレンズが欲しければ、
イルミネートのリッチブラウンや、ナチュレールのエレガントブラウンなど、
他のメーカーのものを探す必要がありました。

その点、エルコンワンデーポップは濃さの違う2つのブラウン系の中から
選べるのでいいですね。

ちなみにチョコラとブラウンの2色のブラウン系の他に、
ブラック系のリッチブラックも用意されています。

計3色の展開です。

 

■着色直径はサークルレンズで最大の13.3mm

エルコンワンデーポップのもう一つの大きな特徴は、
着色直径が13.3mmというところです。

これって、サークルレンズの中では今のところ最大のサイズになっています。

最近発売されたシードのアイコフレワンデーUVのリッチメイクの
着色直径が13.2mmで最大だったのですが、

エルコンワンデーポップの登場で着色直径1位の座が入れ替わりました。

ちなみに参考までに言うと、
ディファインのヴィヴィッドスタイルの着色直径が12.8mmです。

エルコンワンデーポップのホウが0.5mm大きくなっています。
0.5mmって定規で見てみるとすごく小さな差に感じるんですが、
目に装着してみると思いのほか違いが大きいんですよね。

なるべく黒目を大きくみせたいという場合はエルコンワンデーポップを
検討してみるのもいいかもしれません。

 

■BCは8.7mmで含水率が低めなので目も乾きにくい

ちなみにエルコンワンデーポップのBCは8.7mmになっています。
ほとんどの人には問題なくフィットするんじゃないかなと思います。

ディファインのBCは8.5mmです。

それと、含水率が38%とちょっと低めになっているのも特徴で、
目がちょっと乾きにくくなっています。

含水率って高いほどにレンズから蒸発する水分も多くなって
目が乾きやすくなるんです。

でも、酸素を通しにくくもなるので
目の健康を考えるなら長時間の装着は避けたほうがよさそうです。

 

■エルコンワンデーポップを通販で買うときに参考になるサイト

エルコンワンデーポップが欲しいときって

どうやって買ってますか?

 

コンタクトレンズはやっぱり通販で買うと

お店に行って買うよりも安く買えたりします。

 

とはいえ通販ショップっていろいろあって選ぶのに時間がかかるという場合は

使い捨てコンタクト通販ガイドというサイトが役に立ったりします。

 

送料込みの値段で比較しているので

パッと見でお得な通販ショップがどこかが分かりやすいです。

 

【参考サイト】

エルコンワンデーポップ-使い捨てコンタクトレンズ通販ガイド

 

■こちらの記事も読むとサークルレンズに詳しくなれます

各社サークルレンズの性能比較
各メーカーから販売されているサークルレンズの性能を比較してみています。ディファイン、イルミネート、アイレリアル、ナチュレール、アイコフレなどなど。



「シリコン」ではなく、なぜ「シリコーン」ハイドロゲルなのか?

シリコーンハイドロゲルってありますが、
なんで「ー」が入ってるか疑問に思ったことありませんか?

「シリコン」ってよく聞くけど「シリコーン」って
あんまり聞かなくないですか?

その違いについて調べてみました。

 

“「シリコン」ではなく、なぜ「シリコーン」ハイドロゲルなのか?” の続きを読む



コンタクトレンズはなんで酸素を通す必要があるのか?

最近、コンタクトレンズのCMとか見たことありますか?

例えば、アキュビューオアシスとか、
エアオプティクスアクアとか。

そういったCMを見ているとあることに気づきます。

どのCMも「酸素を良く通すコンタクトレンズ」ということを
アピールしているんです。

なんで酸素を良く通すコンタクトレンズだといいんでしょうか?

 

■コンタクトレンズはなんで酸素を通す必要があるのか?

コンタクトレンズって実は1887年に
アドルフ・ガストン・オイゲン・フィックさんという方によって
発明されました。

その時のコンタクトレンズはガラス製。

ガラス製のコンタクトレンズなので当然のことながら
酸素を通すことはできません。

ちなみにガラス製のコンタクトレンズは
装着しているとすぐに目が疲れてしまって長時間は
装着することができなかったそうです。

なぜ、長時間装着することができなかったんでしょうか?

 

■目の角膜の部分は酸素を空気から直接取り込んでいる

その謎を解くには、目の角膜についてちょっと知っておく必要があります。

実は目の角膜って体の中でもちょっと特殊な部分なんです。
というのも目の角膜には血管が通っていません。

体の角膜以外の他の細胞は、基本的に血液によって酸素を
が供給されています。鼻と口から酸素をとりこんで、それが血液に
含まれて体全体に行き渡るわけです。

目の角膜を除いて。

それでは目の角膜はどうやって酸素を取り込んでいるのかというと、
空気中から直接酸素を取り込んでいるんです。

 

■ コンタクトレンズが酸素を通さなければ目の角膜が酸欠になります

そうなんです。

つまりは、酸素を通すことができないガラス製のコンタクトレンズを
装着するということは目の角膜の口(目の角膜に口があればの話ですが。。)
を無理やり塞ぐということに等しいんです。

人間も鼻と口をふさがれてしまうととても息苦しいですよね。
たぶん1〜2分ぐらいでかなり息苦しくなってギブアップです。

潜水の訓練をしている海猿さんならもっと耐えられるかもしれませんが。

場合によってはというか、
それをずっと続けると命に関わります。

つまりはガラス製のコンタクトレンズを使い続けるということは
目の角膜の命に関わってくるんです。

 

■酸素を通すことができるコンタクトレンズが開発される

それじゃあまずい!

ということで、酸素を通すことができるコンタクトレンズの開発が開始されました。

ボシュロムから世界で初めてのソフトコンタクトレンズが発売されたり、
(ソフトコンタクトレンズは水分が含まれているので酸素を通します)
ハードコンタクトレンズでも酸素を通すことができるレンズが開発されて
いきました。

その結果、現在のように日中ぐらいならずっとコンタクトレンズを
装着していられるようになってきたんですね。

エアオプティクスEXアクアのように1ヶ月連続で装着してもOKという
レンズも登場してきています。

 

■こちらの記事も読むとコンタクトレンズに詳しくなれます

酸素をよく通すことができるシリコーンハイドロゲルとは?

「シリコン」ではなく、なぜ「シリコーン」ハイドロゲルなのか?

ワンデータイプのシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズ

トゥルーアイならコンタクトをしたまま寝てしまっても大丈夫?

使い捨てコンタクトレンズで1番性能がいいレンズとは?

 



アキュビューオアシスに使ってはいけない洗浄液とは?

アキュビューオアシスは

シリコーンハイドロゲル素材でできたコンタクトレンズです。

 

実はシリコーンハイドロゲル素材には使ってはいけない

洗浄液というものがあります。

 

知らず知らずに使ってしまっている人も多いのではないでしょうか?

 

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