オフィスではガンガンの冷暖房、外に出れば乾燥した空気、
さらにコンタクトやパソコンの見過ぎで酷使された目。
そんな目のトラブルとして現在非常に増えているのが、
ドライアイです。
その名の通りひどい目の乾燥感が主な症状で、
充血や痛みなどの症状が現れることもあるようです。
そんなドライアイを改善するために「涙点プラグ」という方法があります。
この涙点プラグ、いったいどんなもの?
費用はたくさんかかってしまうの?
気になる涙点プラグについてご紹介します。
目の排水溝をせき止める!画期的なドライアイ対処法
涙点プラグとは、と~っても小さなネジのようなもの。
これを涙が出ていく場所・涙点に差し込んで涙をせき止めるという方法です。
よくドライアイは専用の目薬などで治療を行うことが多いのですが、
自分の涙と違って目に必要な成分がバランス良く含まれているわけではありません。
ですから、やはり涙の量を増やしたりするということが、
ドライアイ改善に最も効果的だと言われています。
涙点プラグを差し込む手術は非常に簡単なもので、
なんと数分で、しかもほとんど痛みもなく終わるといいます。
もちろん術前に麻酔は行われますが、
目薬の麻酔となっているので患者さんの負担も実に少ないんですね。
涙点は目の上下にあり、
ひどいドライアイの場合は上下ともに
涙点プラグを差し込むことも可能となっています。
非常に簡単な手術なので、この涙点プラグを行う方が増えています。
意外とリーズナブル!ドライアイに抜群の涙点プラグ
さて、気になる涙点プラグの費用ですが、
これはドライアイ改善のためなので保険適用になるんです。
つまり、費用の負担も少ないままドライアイを改善させることが
できるというわけなんですね。
涙点プラグには、徐々に溶けていくコラーゲン製のものと、
しっかりと涙点を閉じられるシリコン製の2種類があります。
医師によって取り扱いや推奨の仕方は違いますが、
最初にコラーゲン製のプラグをし、
それでドライアイが改善されたという効果があれば、
次にコラーゲン製かシリコン製を決めて手術を行うということが多いようです。
コラーゲン製の涙点プラグは、
徐々に体内で溶けていくため1~2ヵ月の効果がありますが、
定期的な施術が必要となります。
一回・片目にひとつのコラーゲンプラグ挿入で、
5000円ほどの費用になります。
また、シリコン製の涙点プラグの場合は、
外れたりしない限り永久的な効果が見込めます。
そのかわりにコラーゲン製よりも
アレルギーや違和感などを感じやすいということもありますが、
費用はこちらも約5000円程度です。
病院によっても費用は違いますし、
使用しているプラグの種類によっても費用が変わってくるので、
手術前にはしっかりチェックしておきましょう。
ちなみにコンタクトの中にはドライアイにいいと言われているものもあります。
プロクリアワンデー(旧名ワンデーアクエアプロシー)とかそうですね。
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