チベットホイールって知ってますか?
上の画像がそうです。
この模様のフチを目でなぞっていくと
不思議と視力が回復すると言われているんです。
本当なんでしょうか?
そもそも、なんでチベットホイールっていう名前なのか?
チベットホイール。
なんともいえず不思議な名前ですよね。
カタチも不思議ですし。
なんでチベットホイールって言われているんでしょうか?
色々と調べても出てこなかったので推測してみます。
チベットというと仏教の国です。
仏教には色々と法具というものがあります。
実はその法具のデザインになんとなく近いものを感じるんですよね〜。
例えばこんな感じ。
これはマニ車(まにぐるま)っていいます。
このマニ車にはマントラ(呪文?)が刻まれていて、
この車輪を手で回すだけでそのマントラを唱えたことになるらしいです。
なんとも横着者のための法具です(笑)
このマニ車とチベットホイールのデザイン、
通じるところを感じませんか?
Z型とかN型に視線を動かす視力回復トレーニングよりもよっぽどいいかも。
ちなみにこのチベットホイールはどうやって使うのかというと、
まず最初は右回りで1週、
模様のフチを目でなぞっていきます。
黒丸の部分も忘れずに。
そして1週したら次は左回りで1週。
それが1セットみたいですね。
やってみると分かると思うのですが
1セットだけでも結構目が疲れます(笑)
これは結構効果があるかもしれないですね。
視力回復トレーニングとかで
目をZ型とかN型に動かすものがありますが、
それに比べてより有機的で自然というか。
日常生活の中では視線って縦横無尽に動きますもんね。
そう考えるとこのチベットホイールの複雑な模様、
いいのかもしれません。
ぜひよければ今試してみてください。
どうでしたか?
結構目にくる感じじゃないですか?
ただ、毛様体筋のストレッチになるかは疑問!?
ちなみにこのチベットホイール、
目玉を動かすための
外眼筋のトレーニングにはとてもいいと思うのですが、
目玉の中の筋肉である
毛様体筋に対してはどうなんだろうって
ちょっと疑問を感じます。
毛様体筋は水晶体のレンズの厚みを調節する働きをもっていて、
それによって、
遠くのモノでも近くのモノでも
ピントを合わせることができるようになります。
目が悪くなるというのは、
この毛様体筋が近くのモノにピントを合わせたまま
凝り固まってしまった状態なんです。
なので、その凝った毛様体筋を
ストレッチしてあげることが視力回復には大切なんです。
ちなみに毛様体筋をストレッチする方法には、
遠くを見て、近くを見てを繰り返す「遠方体操法」と、
ぼやけて見えるモノをクッキリ見ようとする「遠方凝視法」の2つがあります。
チベットホイールはこの両者にも当てはまらないような気がします。
チベットホイールがちょっとぼやけて見えるぐらいの位置から
クッキリ見えるように凝視するなら「遠方凝視法」になりますが(笑)
まとめ
チベットホイール、
目玉を動かすための外眼筋のトレーニングにはとてもよさそうです。
外眼筋を鍛えておくと、
目玉がちょっと伸びてしまうことで視力が落ちる
「軸性近視」の予防になるかもしれません。
ただ、近視の根本的な問題である
毛様体筋の凝りに対しては
その効果はあまり期待できなそうな気がします。
なので、視力回復トレーニングとして取り入れるなら
チベットホイールだけでなく、
毛様体筋をストレッチするための
「遠方体操法」か「遠方凝視法」も合わせて
取り入れるのがいいのではないかと思います。