VDT症候群という言葉、
最近知られるようになってきました。
英語ではVisual Display Tarminals Syndromeと呼ばれます。
一体どんなものなんでしょうか?
目次
毎日「何時間」ぐらいディスプレイを見ていますか?
あなたは、毎日、
「何時間」ぐらいの間ディスプレイを見ていますか?
1時間でしょうか?
そんなに短いことはないでしょう。
じゃあ2〜3時間でしょうか?
いやいや、もっと長いかもしれません。
仕事にパソコンとかを使っている人は
余裕で6時間以上の人もいるかもしれませんね。
ちなみに私の場合は、
ガッツリと仕事をしているときは1日に6時間以上だと思います。
パソコンに限らずにスマホとかタブレットのディスプレイも含めるともっとです。
1日「4時間」以上ディスプレイを見ているのであれば「VDT症候群」かも。
VDT症候群の症状がでてくるのは、
だいたい1日「4時間」以上ディスプレイを見続けている場合に多いそうです。
ということは私は余裕でVDT症候群ですね〜。
オフィスでデスクワークをしているという人は、
私に限らずに多くの人が
1日4時間以上はディスプレイを見ているのではないでしょうか?
オフィスワークをしていないという場合でも、
スマホを1日中見ているという学生も多いかもしれません。
ゲームとかしていると時間はあっという間に流れていきますしね。
「眼」に限らず「体」「心」に支障をきたすことも。
ちなみに、VDT症候群の症状としては、
まずは眼の違和感があります。
目の乾きとか目の奥の痛みとか、視力の低下とかですね。
充血しやすくなるという人もいると思います。
そして、VDT症候群の症状ってなにも「眼」に限ったことではないんです。
実は「体」とか「心」に症状がでることもあります。
怖いですね〜。
体で言うと、首、肩、腰が痛くなったり、手首がしびれてきたりとか。
そして心で言うと、やっぱり多いのは鬱症状です。
イライラしたり、不安感にさいなまれたりすることも多いみたいです。
VDT症候群の場合には「どうすれば」いいのか?
そんなVDT症候群。
治すのは簡単で、まったくディスプレイを見なければいいのですが、
仕事でパソコンを使うという人にとってはそんなことは不可能に近いと思います。
ディスプレイを見ることは避けられないという条件の場合は
一体どういう対策をすればいいんでしょうか?
東京労働局ではVDT作業のガイドラインというものが作られていて、
そこには1時間おきに10〜15分の休憩をとるということが書かれていたりしますが、
でも、集中力が必要とされる場面では休憩をとるのもなかなか難しいですよね。
「ブルーライト」をカットするメガネとかアプリを使うのもいいかも。
そこでオススメなのは、
まずは「ブルーライト」をカットすることです。
ブルーライトというのはディスプレイから放たれる青系統の光のことですね。
青色の系統の光って紫外線に近い特徴をもっています。
簡単に言うと、「破壊力」が高いんです。
その破壊力がどこで発揮されるのかというと、
当然、私達の「目」です!
ディスプレイを見続けていると、
ブルーライトによって私達の目はどんどんダメージを受けます。
そうして、なんとなく目が疲れてきたり、
目の奥が痛くなってきたりするんですね。
最近では、
そんなブルーライトをカットする働きをもっているメガネや、
アプリが登場しています。
そういったものを活用してみるのもひとつの手です。
JINSのPCメガネとか、
f.luxのようなソフト的にディスプレイから発光されるブルーライトを
減らすアプリです。
参考記事:PCメガネを不要にしてしまう無料アプリ「f.lux」
ディスプレイの「明度」を下げるというのもオススメです。
そして、もうひとつ。
結構見落とされがちなのが、ディスプレイの「明度」です。
ディスプレイを見ているとき、画面は明るいですか?
部屋の明るさと比べてどう感じますか?
部屋の明るさよりもディスプレイの明るさの方が明るいのであれば、
ちょっとディスプレイの明度が高いかもしれません。
そういう場合はディスプレイの明度を下げるだけでも
目への負担はかなり減るかと思います。
明度を調節するのは、特に道具やソフトは必要ないので今すぐできるかと思います。
ぜひ確認してみてください。
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