「目に良い食べ物」と聞くと、
多くの人がブルーベリーをイメージするんじゃないでしょうか?
でも、ブルーベリーって何がそんなに目に良いのか、
知っていますか?
また、「目に良い」 とは言われていても、
けっこうアバウトな表現だったりしますよね(笑)
ブルーベリーが目にとってどう良いのか、
何に効くのか?気になるところを見ていきましょう!
ブルーベリーが目に良いのは「アントシアニン」という色素の働き!
さて、小さくて甘酸っぱくておいしい果物・ブルーベリー。
昔から「目に良いから食べなさい!」
なんて言われることもしばしばですよね。
でも、目に良いというのはどういう意味なんでしょうか?
人によってイメージが違うと思いますが、
たとえば視力改善するんだとか、
目の疲れが取れるんだとか、
目ヂカラUPに繋がるのか、
などいろいろありますよね。
で、実際のところなんですが、
最も期待したいところである視力回復については、
残念ながらあんまり期待しない方が良いみたいです。。
そもそもブルーベリーが目に良いと言われているのは
「アントシアニン」という成分が含まれているからなんです。
このアントシアニンというのは、
ブルーベリーのあの青っぽい独特の
紫色の色を作り出している色素のこと。
ブルーベリーだけでなく、
たとえばぶどうやプルーンなんかの色も
アントシアニンの色ですね。
なので、ごくごく自然にある色素成分のことなんです。
このアントシアニンですが、
強い抗酸化作用を持っているといわれていて、
さらに視界に入ってきた情報を脳に送る働きをもつ
「ロドプシン」という物質をつくる
補助の役割をしてくれるんです。
つまり、パソコンを長時間使って目が疲れた、目がかすむ、
というときにアントシアニンを摂取すると、
ロドプシンが活性化して
視界が良くなったりすることがあると言われています!
イメージとしては、
視力がアップするというよりも、
元の健康な状態に戻してくれるというイメージでしょうか?
ブルーベリーが老化を防いで老眼予防に役立つかも!?
ちなみに、多くの人が悩まされる「老眼」ですが、
ブルーベリーは、この老眼にはちょっと効果が期待できるかも。
老眼というのはその名の通り、
目の老化が原因となって視力が変わってきてしまうことです。
普段からブルーベリー(アントシアニン)を摂取しているという方は、
目が疲れにくいなんて口コミをよく見かけますよね。
それはなぜかというと、
ブルーベリーにはとても強い抗酸化作用があるからです。
ちなみに抗酸化作用はビタミンCよりも強力だと言われています!
目が疲れたり老化するっていうのは
簡単にいうと、目が酸化してしまうからです。
例えば、紫外線とかが目に入ると、
活性酸素が発生して目が酸化されてしまいます。
そんなときに、ブルーベリーに含まれる
アントシアニンがあると、活性酸素を取り除いてくれるというわけです。
つまりは目が酸化しにくくなる。
イコール、目が疲れにくくなるってことですね!
ブルーベリーは視力回復というか視力UPについては
いまいち確証はとられていないようなんですが、
眼精疲労の回復についてはそれなりに効果がみられるようなので、
目が疲れやすいとか、老眼を予防したいという人は
ブルーベリーを食べてみるのもいいかもしれませんね。