ピュアナチュラルワンデーというコンタクトレンズがあります。
値段がすごく安くて、
1箱あたり1000円ちょっとで買えたりします。
なので、当然のことながら
なるべく安いワンデーコンタクトレンズが欲しいという人に
人気があるのですが、
気になるのはレンズの性能です。
ピュアナチュラルワンデーはどれぐらいの性能なのでしょうか?
レンズは乾きにくいけど酸素はあまり通さない
ピュアナチュラルワンデーが好評を得ている特徴のひとつに
レンズが乾きにくいというものがあります。
なんれレンズが乾きにくいのかというと、
含水率が38%と低めになっているからです。
含水率って高いほど
レンズに含まれる水分の蒸発量も増えてしまって
レンズが乾きやすくなるという特徴があります。
値段が安いコンタクトレンズの中のひとつに
チバビジョンのデイリーズアクアというものがありますが、
デイリーズアクアは含水率が69%とすごく高いので
レンズが乾燥しやすいことがあります。
特に、目に風を受けるシチュエーションだととくに蒸発が速くなります。
走ったり自転車に乗ったりですね。
その点、ピュアナチュラルワンデーは含水率が低いので
レンズは乾燥しにくいんですがデメリットももちろんあります。
それは、酸素をあまり通すことができないところです。
メーカーから公式には公表されてませんが酸素透過率は約6.6Dk/t?
ピュアナチュラルワンデーはユーロビジョンという
メーカーが製造しているんですが、
公式には酸素透過率が公表されていません。
そこで、まことに勝手ながら推定酸素透過率を計算してみました。
そのためにはレンズの素材自体がどれくらい酸素をとおしやすいのかという
酸素透過係数が必要なのですが、それはピュアナチュラルワンデーと
似たコンタクトレンズであるエルコンワンデーと同じということで
計算してみました。
エルコンワンデーの酸素透過係数は39.5なので、
ピュアナチュラルワンデーのレンズ中心厚の0.06mmで割ると、
酸素透過率は約6.6Dk/tという数字がでてきます。
この数字、決して高いものではありません。
ワンデーアキュビューとかはDk/t33.3ですし、
シリコーンハイドロゲル素材のトゥルーアイとかはDk/t118になってます。
値段が安いのでピュアナチュラルワンデーはとても魅力的なのですが、
酸素はあまり通さないらしいということは知っておいたほうがよさそうです。
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