最近はシリコーンハイドロゲル素材の
コンタクトレンズがかなり増えてきました。
新発売されるコンタクトレンズは
ほとんどがシリコーンハイドロゲル素材だったりもします。
裸眼並みに酸素を通すことができる
ハイテク素材ですからね。
そんなシリコーンハイドロゲルなのですが、
ひとつ気がかりなこともあります。
人によっては相性がよくなかったりアレルギーを
起こしたりするそうなのです。
大丈夫なんでしょうか？
確かに相性が良くなかったりアレルギーを起こすけど原因は分かってる
シリコーンハイドロゲルとの
相性問題とかアレルギー問題なのですが、
確かにあります。
アレルギー性角膜炎になってしまったり、
違和感がハンパなかったり、
なんとなく痒かったり。
シリコーンハイドロゲル素材って
アレルギー問題が起こらない素材として
開発されたはずなんですが実際は問題が起こってしまってるんですね〜。
残念！
最初のうちはその原因というのが分からなかったのですが、
最近ではその原因も特定されてきています。
何が原因だと思いますか？
ズバリ、
それはレンズが硬めでちょっとネバっとしているからです！
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを
使ったことがある人はわかると思いますが、
レンズがちょっと硬めです。
そして、従来のコンタクトレンズと比べると
ちょっとネバッとしています。
粘性が高いといいますか。
コンタクトレンズを使い終わって、
放置して乾燥させるとその差がわかります。
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズは
パリパリにならないんですよね。
従来のものは乾燥するとパリパリになってしまいます。
ちょっと硬くてネバっとしていることの
なにが問題なのかというと、人によっては、
目の中で摩擦がおきて上下にすこし動くことがあるからなんです。
そう。
目の角膜がまばたきするごとに摩擦されるんですね。
そうしてアレルギー性角膜炎になったりします。
そこまでいかないにしても違和感を感じますよね。
ちなみにさらに言うと、
シリコーンハイドロゲル素材ってタンパク汚れは付着しにくいんですが、
皮脂よごれは反対に付着しやすくなっています。
皮脂がレンズに付くことによって
さらに摩擦係数が高くなるんじゃないかとも考えられます。
でも、問題が起きた時は従来のコンタクトレンズに戻せばすぐに治ります
だからといってほとんどの人は
特に問題ないんですけどね。
私はシリコーンハイドロゲル素材の
ワンデーアキュビュートゥルーアイを使っているのですが
快適に使えています。
ちなみに、もうひとつ考えられるのは
アレルギーになる人は涙に含まれる油分が
ちょっと多いのではないかということです。
まつ毛の生え際にマイボーム腺という、
涙に油分を補う働きをもつ腺があるのですが、
そこが必要以上に油っぽくなってると、
それがコンタクトレンズに付着してアレルギーに
なりやすいのかなとも思います。
あと、その反対にドライアイの場合も
摩擦力が上がってアレルギーになりやすそうですね。
どちらにしろ、
問題が起きたときは
従来のコンタクトレンズに戻せばすぐに治るようです。
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズ気になってるんだけど
アレルギーが気になるという人は
まずは試してみるのがいいのではないかと思います。
ちなみにシリコーンハイドロゲル素材でできた
コンタクトレンズを知りたいという場合は
こちらのサイトで一覧になっていて便利です。
【参考サイト】
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