東レから「眼潤」という
コンタクトレンズ装着液が登場しました。
東レというとブレスオーシリーズなどの
ハードコンタクトレンズを主に作っているメーカーですが、
コンタクトレンズ装着液を販売するのは初めてみたいです。
どんなコンタクトレンズ装着液なんでしょうか?
ドライアイにいいといわれるヒマシ油が配合されている
眼潤というコンタクトレンズ装着液の特徴は、
「ひまし油」が配合されていることです。
あ、その前にちょっとだけ
「コンタクトレンズ装着液とはなんぞな?」
ということについて解説しておきますね。
コンタクトレンズ装着液というのは、
コンタクトレンズを装着するときの
ゴロゴロ感とか違和感を軽減するための潤滑剤みたいなものです。
おわり。
で、ひまし油というのは聞き慣れない人もいるかもしれませんが、
実はドライアイの改善にとてもいいと言われていたりするのです。
市販のどんな目薬をつかっても治らなかったドライアイが、
ひまし油そのものを点眼することで改善したという人も少なくないんです。
ただし、ひまし油そのものを
点眼することはなんというか保証対象外というか、
あんまり推奨されているものではありません。
純度100%のひまし油が
目薬として売られているわけではないですからね。
でも、この眼潤であれば、
ちゃんとしたメーカーというとアレですが、
大手コンタクトレンズメーカーである
東レが販売しているきちんとしたコンタクトレンズ装着液です。
目薬ではないですが、
ドライアイの改善に貢献してくれることだと思います。
ハードコンタクトレンズにしか使えないのが難点!?
ちなみに眼潤の難点といえば、
おそらくハードコンタクトレンズにしか使えない
というところでしょうか。
コンタクトレンズ装着液って眼潤の他にも、
シードから「シードロップ」というものが発売されていたりします。
このシードロップというのは
ハードでもソフトでも使えるものになっています。
そのかわり、ひまし油は配合されていないんですけどね。
シードロップではひまし油の代わりに
ヒアルロン酸が配合されています。
ヒアルロン酸というと
目薬としてはとても優秀と思われていたりしますが
(実際、優秀だとは思うのですが)、
ヒアルロン酸目薬でもドライアイがよくならないという人は
結構多かったりします。
その点、ひまし油を使った目薬って
結構ドライアイが改善したという人がいたりします。
涙点プラグでもよくならなかったドライアイが
良くなったという人もいるみたいですしね。
なので、ハードコンタクトレンズを使っていて、
違和感に悩んでいるという人は、
ぜひ、ひまし油配合の東レの眼潤を試してみるのもいいと思います。