「UVカット目薬」って聞いたことありますか?
サングラスやコンタクトレンズでUVカットしてくれるものはありますが、
目薬で「UVカット」って可能なんでしょうか?
目次
結論から言うと、目薬で「UVカット」はできません!
UVカット目薬。
結論から言うと、UVカット目薬で目を紫外線から守ることは「できません」!
ガガーン。
私もその事実を知ったときにはちょっとショックを受けました。
確かに目薬でUVカットできるなんてちょっと信じ難いものがありますが、
やっぱりダメなんですね。
残念。
じゃあUVカット目薬は何ができるんでしょうか?
「UVカット」できないなら何ができるの?
UVカット目薬と言われているのに
UVカット「できない」なんてちょっと詐欺ですよね。
でも、実はこれには理由があるんです。
というのも「UVカット目薬」というのは
目薬を作っているメーカーが名付けたものではなくて、
インターネット上で勝ってに名付けられた「通称」みたいなものだからです。
紫外線を予防するのではなく、傷ついた目を癒やすのが「UVケア目薬」。
UVカット目薬は、
正しくは「UVケア目薬」です。
紫外線から目を守るための「予防的」に使うものではなくて、
紫外線によって傷ついてしまった目を
癒やすために使うのが「UVケア目薬」なんですね。
使うタイミングが全然違うんです。
確かに目薬の名前にUVが付いていると
UVカットしてくれるのかなって勘違いしてしまいますが、
実はそうじゃないんですね。
ちょっと紛らわしい。
「硫酸亜鉛水和物」という成分が紫外線による目の炎症を抑制します。
ちなみに、UVケア目薬には「硫酸亜鉛水和物」という成分が含まれています。
この成分が、目の炎症を抑えてくれるんですね。
「硫酸亜鉛水和物」という成分は、
紫外線による目のダメージを癒やしてくれるだけではなくて、
シミの原因にもなるメラニン色素の生成を抑えてくれるようです。
今買えるUVケア目薬はこの「2つ」。
ちなみに、今買えるUVケア目薬はこの2つです。
少し前までは佐藤製薬から「ノアールUV」というUVケア目薬が
発売されていたのですが2016年7月をもって製造終了となってしまいました。
ノアールUVは「硫酸亜鉛水和物」ではなくて
「イプシロンアミノカプロン酸」という成分が
紫外線による炎症を押さえる成分として使われていました。
紫外線予防には「サングラス」と「UVカットコンタクトレンズ」が欠かせません。
というわけで、UVカット目薬、もとい「UVケア目薬」では、
目を紫外線から守るという予防効果は「得られません」。
やっぱり紫外線予防であれば、
サングラスとUVカット機能付きのコンタクトレンズの存在は欠かせません。
くれぐれも、
「UVカット目薬さえ差しておけば大丈夫!」
ということでサングラス、UVカットコンタクトレンズなしで
外に出かけることはないように注意してくださいね。