Zレーシックって一体どんな視力回復手術なんでしょうか?

レーシックの種類は

眼科やクリニックによって色々用意されていますが、

その中に「Zレーシック」というものがあります。

 

Zレーシックというのは

一体どんな視力回復手術法なんでしょうか?

 

Zレーシックの「Z」はZiemer(ジーマー)社の頭文字の「Z」です。

Zレーシックというと、

なにかレーシックをZな感じに

進化させたもののように感じてしまいますが、

そうではありません。

 

Zレーシックというのは手術の方法としては、

イントラレーシックとまったく同じです。

 

フェムトセカンドレーザーを使って、

角膜にフラップを作り、

フラップをめくって角膜実質にエキシマレーザーを照射して、

フラップをもとに戻すという手順です。

 

そこはZレーシックもまったく同じです。

 

それなら、

Zレーシックの場合はなにが違うのかというと、

フラップを作るためのフェムトセカンドレーザーのメーカーが違うんです。

 

Ziemer(ジーマー)社の機材を使っているので、

Zレーシックと言うんですね。

 

実は違いはそれだけなんです。

 

参考記事:「イントラレーシック」って一体どんな視力回復手術なんでしょうか?

 

つまりは、ZレーシックというのはZiemer社の機材を使ったレーシックのこと。

つまりは、Zレーシックというのは、

フラップを作るためのフェムトセカンドレーザーに、

Ziemer(ジーマー)社のフェムトLDVシリーズを使った

レーシックのことなんです。

 

Ziemer社はスイスの医療メーカーで、

フェムトセカンドレーザー以外にも

マイクロケラトームを製造していたりします。

 

そんなZiemer社のフェムトセカンドレーザーである

フェムトLDVシリーズなのですが、

他社のフェムトセカンドレーザーと比べて大きな特徴があります。

 

どんな特徴なんでしょうか?

 

フェムトLDVシリーズの特徴とは?

フェムトLDVシリーズの大きな特徴。

 

それは、レーザーの照射スピードが段違いに速く、

そして、レーザー照射スポットのサイズがとても小さいというところです。

 

フェムトセカンドレーザーといえばAMO社のiFSが有名なので、

比較してみましょう。

 

レーザーの照射スピードは

フェムトLDVの場合は5000khzです。

 

1秒間に5000000回のレーザーが照射されるということですね。

ものすごい高スピードです。

 

それに対してiFSの方は、150khzになっています。

1秒間に150000回のレーザーが照射されます。

 

フェムトLDVの方が圧倒的に速いですね。

 

そして、レーザーの照射スポットのサイズです。

 

これは、どれだけ精密にフラップを作ることができるか

という点に関わってきます。

 

例えるならば、カッターの刃の厚みみたいなものでしょうか?

 

刃が薄いほどに、

切り口はシャープになりますよね。

 

フェムトLDVの場合、

レーザー照射スポットサイズは約2μmになります。

 

ちなみに1mmが1000μmなので、

1mmの500分の1のサイズということですね。

 

かなり精密にフラップを作ることができます。

 

それに対してiFSの場合は、

約7μmのスポットサイズになります。

 

フェムトLDVに比べると約3〜4倍ほどの大きさになりますね。

 

モデルによって性能が結構違うので、なるべく最新機種で受けるのがいいかも。

レーザー照射スピードとレーザー照射スポットサイズだけの話をすると、

iFSよりもフェムトLDVの方が良いように感じてしまいますが、

すべての面でフェムトLDVが良いと言えるわけではないんです。

 

というのも、

フェムトLDVは照射スポットのサイズが小さいということもあって、

1発あたりのレーザーのエネルギー量が小さいです。

 

そうすると、角膜にフラップを作るまでに、

レーザーを何回も照射しないといけないということになります。

 

その点、iFSはスポットサイズも大きいし

エネルギー量も高いので

フェムトLDVに比べるとレーザー照射回数は少なくてすみます。

 

もうひとつ、大きなポイントは、

フェムトLDVはモデルによって性能が結構違うというのがあります。

 

フェムトLDVは今のところクリスタルライン、

Z2、Z4、Z6、Z8の5つのモデルがあります。

 

気をつけなければいけないのは、

Z4以下のモデルです。

 

フラップを作るときは、

フラップのエッジに角度がついているほうが、

術後にフラップがずれにくくなると言われています。

 

ちなみに、マイクロケラトームを使ってフラップを作るときには

フラップエッジの角度は約30度ほどになります。

 

あまり角度がつけられません。

 

実はフェムトLDVも、クリスタルライン、Z2、Z4は

フラップエッジの角度が約35度しかつけられません。

 

iFSは90度も可能です。

 

その問題を改良したモデルがZ6、Z8なんですね。

 

Z6、Z8ではフラップエッジを

90度にすることも可能になっています。

 

エキシマレーザーは何を使ってもよさそうです。

ちなみに、Ziemer社は

フェムトセカンドレーザーの機材は作っているのですが、

エキシマレーザーの機材は作っていません。

 

なので、Zレーシックの場合、

フェムトセカンドレーザーはZiemer社のフェムトLDVを使う必要はあるのですが、

エキシマレーザーに何を使うのかは自由です。

 

シュインド社のアマリスを使っているクリニックもあったり、

ウエーブライト社のアレグレットを使っているところもあったり、

ボシュロム社のテクノラスを使っているところもあったりします。

 



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コンタクトレンズってどうやって買っていますか?

眼科に行って買うという人。

駅前のコンタクトレンズショップに行って買うという人。

通販で買うという人。

いろいろいるのではないかなと思います。

 

でも、やっぱりお得に買いたいのであれば

通販で買うのがいいのではないかなと思います。

 

なんといっても1箱あたりの値段が安いですし、

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処方箋不要もあたりまえになってきていますし。

 

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