眼球が伸びることで近視になるというけど、何故伸びる?

視力が悪くなる原因のひとつとして、

眼球が伸びるということが言われたりします。

 

じゃあ、なぜ、眼球は伸びてしまうんでしょうか?

 

「内部的」な理由。「外部的」な理由。

眼球が伸びてしまう理由。

考えられる大きな理由は2つあります。

 

どういう理由だと思いますか?

 

簡単に言うと、

「内部的」な理由と、

「外部的」な理由です。

 

つまりは、

眼球自体に眼軸長(眼球の長さ)を伸ばす働きというか

機能が備わっているのではないかという、

内部的な考え方と、

 

眼球そのものが、

眼球の周りにある外眼筋のチカラで変形させられることによって、

眼軸長が伸びるのではないかという、

外部的な考え方です。

 

生まれたての赤ちゃんの眼軸長は「短い」ということを知っていますか?

まずは、内部的な可能性からいってみましょう。

 

ちなみに、

生まれたての赤ちゃんは

ほとんど目が見えていないというのは知っていますか?

 

関連記事:赤ちゃん(新生児)の視力はいつ頃から良くなるんでしょうか?

 

目は開くのですが、

目の網膜にピントが合いません。

 

つまりは、視界がボヤケた状態なんですね。

 

なぜなのかというと、

眼軸長が「短い」からなんです。

 

私達の目って、

遠くを見ようとするほど、

目の中のピントは網膜よりも「手前」に、

合いがちで、

 

近くを見ようとするほど、

目の中のピントは網膜よりも「奥」に、

合いがちになります。

 

でも、そのピントのズレを、

水晶体の厚みを変えることによって調節します。

 

だから、遠くでも近くでも

ある程度ピントをあわせることができるんですね。

 

でも、赤ちゃんの場合、

眼軸長がとても短いです。

 

 

水晶体を最大限に厚くしても、

ピントがどうしても網膜の「奥」に合ってしまいがちなんですね。

 

 

だからこそ、生まれたての赤ちゃんは

目がほとんど見えていません。

 

眼球には、ピントが合う位置に合わせて伸び縮みする機能が備わっている?

でも、眼球自体にピントの位置に合わせて

伸び縮みする働きがあるのであればどうでしょう?

 

生まれたての赤ちゃんは、

眼軸長が短いので、

ピントが網膜の奥に合ってしまっていることが多いです。

 

 

そうすると、

眼球は網膜の位置をピントの位置に近づけようとして、

伸びていきます。

 

つまりは、眼軸長が伸びていきます。

 

そうして、そのうち、

水晶体の調節力の範囲で、

網膜にピントが合うようになってきます。

 

眼軸長が伸びたことで、

正常な視力が得られるようになるんですね。

 

ここで眼軸長の伸びが止まれば、

世の中から「近視」というものがなくなるのでいいんですけどね。

 

でも、世の中に近視は増え続けています。

 

正常な視力が得られた後も、

眼軸長が伸び続けてしまうことが原因です。

 

正常な視力が得られた後も、

近くのものを見続けることが多かったりして、

ピントが網膜の奥に合ってしまうことが多い場合、

やはり、眼軸は伸びていってしまいます

 

ちなみに、この考え方を「調節ラグ」と言ったりします。

 

関連記事:「調節ラグ」って一体どういうもの?

 

 

これが、内部的な理由の可能性です。

 

単純に、眼球が外眼筋に圧迫されて、楕円状に伸びているのではないか?

そして、次は外部的な可能性です。

 

私達の眼球って、わりと自由に動きますよね。

上下左右。

クルクルと回すこともできます。

 

それが可能なのは、

眼球の周りに外眼筋と呼ばれる筋肉があるからです。

6本の筋肉が存在しています。

 

たぶん、経験的に分かると思うのですが、

近くのモノを見続けた後とかって、

なんか目が疲れたりしますよね。

 

目そのものが疲れたという感覚もあれば、

目の周りが疲れているという感覚もあると思います。

 

つまりは、近くのモノを見続けるとう行為は、

外眼筋をかなり酷使する行為なんです。

 

筋肉は、酷使すると緊張したままリラックスすることができずに、

コリになることがあります。

 

肩こりとかその典型ですよね。

 

であれば、目の外眼筋も

コリになる可能性があるのではないでしょうか?

 

眼球は、そんな外眼筋に囲まれています。

 

となると、コリになった外眼筋に圧迫されるようにして、

楕円状に伸びてしまう可能性もあるのではないでしょうか?

 

それによって、視力が落ちるということもあるかもしれません。

 

これが、外部的な理由の可能性です。

 

関連記事:外眼筋を鍛えるんじゃなくて、ゆるませるにはどうすればいいのか?

 

どちらにしても、近くを見続けるというライフスタイルが原因になっている。

内部的な可能性。

外部的な可能性。

 

私的にはどちらもあり得るのではないかと思います。

 

例えば、視力を良くしようとして、

遠くばかりを見るクセをつけたとします。

 

そうすると、

目の中のピントの位置は網膜の手前にくるので、

眼球にピントの位置に伸び縮みする機能が備わっているのであれば、

眼軸長は短くなろうとするはずです。

 

でも、外部的な問題として、

外眼筋が凝り固まった状態のままだったとしたら、

眼球自体は短くなろうとしても、

外眼筋による圧迫があるままなので、

なかなか眼球は短くならないはずです。

 

なので、どちらも複合的に考える必要があるような気がします。

 

ただ、どちらにしても、

眼球が伸びる原因は、

近くを見続けるというライフスタイルにあるということは

間違いないと思います。

 

視力の良さで知られるマサイ族も、

都市部で生活し始めると視力が落ちるということですからね。

 

参考記事:マサイ族の「視力」が驚異的に良いのにはなにか理由があるのか?

関連記事:0.01%アトロピン点眼液で近視の進行をおさえることができる?



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