白目ってもともと白いものだけれども、
「もっと白く!透明感があるようなキレイな白色にしたい!」
という人、結構多いと思います。
どうすれば白目をもっと白くキレイにできるでしょうか?
目次
赤ちゃんの目は、なんであんなに「透き通った」キレイな白目なのか?
突然ですが、
赤ちゃんの白目ってなんであんなにキレイに透き通った
白色をしているんでしょうか?
なんとなく透明感というか輝きがありますよね。
ほんとキレイな白目をしています。
「白目をもっと白くキレイにしたい!」という場合、
赤ちゃんの目ってかなり良い目標になりますよね。
なんで赤ちゃんの目ってあんなにキレイに透き通った白なんでしょうか?
目の表面を覆っている「強膜」の繊維がまだ薄く透き通っているからです。
その理由は、眼球の表面を覆っている「強膜」にあります。
強膜と言われてもピンとこないかもしれませんね。
図解するとこんな感じです。
角膜以外の眼球の表面を覆っている「膜」のような感じですね。
生まれたての赤ちゃんって、
この強膜の部分の繊維がとても「薄く」繊細なんです。
その結果、強膜の下にある「ぶどう膜」という部分が
うっすら透けて見えるんですね。
透明感の秘密はそこらへんにあります。
ちなみに赤ちゃんの白目って
真っ白というよりもうっすらと青みがかっていたりします。
青白い感じといいますか。
その理由も、強膜がうっすらと透けるので、
そのしたのぶどう膜が透けて見えるからです。
ぶどう膜ってその名の通りぶどうのような色をしています。
その結果、赤ちゃんの白目はキレイで透明感のある青白い感じになるんですね。
年齢を重ねるごとに、強膜の繊維は「厚く」、「脂肪」もついてきます。
そんな強膜なんですが、
年齢を重ねるごとに残念ながら繊維も太くなっていき、
脂肪がついてきたりもします。
強膜の繊維が厚く、しかも脂肪がうっすらとついてきたら
どうなると思いますか?
そうです。その通りです。
透明感は失われてしまい、
しかも白というよりもちょっと黄ばんだような白目になってしまいます。
大人の目と赤ちゃんの目にはそんな違いがあるんですね。
それじゃあ、強膜をキレイに「保つ」ためにはどうすればいい?
とはいえ、大人でも赤ちゃんみたいにキレイな白目の人もいます。
大人になると誰しもが
必ず白目が黄ばんでくるというわけではありません。
できるのであれば大人になっても赤ちゃんのような
透明感のあるキレイな白目を保っていたいものですよね。
一体どうすれば強膜をキレイに保つことができるんでしょうか?
美白と同じようなもの。大事なのは「抗酸化」と「紫外線」対策です。
強膜をキレイに保つのは美白と同じようなものです。
大事になってくるのは2つ。
強膜が酸化しないように、「抗酸化」作用のある食べ物を食べること。
そして、目を「紫外線」から守ることです。
「抗酸化」は体の内側から強膜を守る感じで、
「紫外線」対策は体の外側から強膜を守るという感じです。
あと、目の「保湿」というのも大事かもしれません。
最近はドライアイの人もかなり増えています。
目の表面が乾いているとなると、
とうぜん強膜も傷つきやすくなってしまいます。
目の血行を良い状態に保つために、「肝臓」を健康に保つのも大事。
そして、なにげに大事なのは
「肝臓」を健康に保つということだったりします。
目と肝臓は密接に繋がっていると言われたりします。
というのも肝臓は目の血行につながってくるからです。
肝臓が弱ってくると目の血液の循環が滞ったりします。
目の下にクマができたり、
目が酸素不足になって充血してしまったり。
強膜にとってもあまりいいことではありませんよね。
肝臓はアルコールとタバコの有害物質を
解毒する働きのある臓器です。
肝臓を健康に保ちたいなら、
そして、強膜を健康に保って白目をキレイにしておきたいなら、
アルコールとタバコはほどほどに控えておくのがいいかもしれません。
目の紫外線対策にUVカット機能付きの「コンタクトレンズ」を使うのも有効です。
ちなみに、目の紫外線対策。
まっさきに思いつくのはサングラスだと思いますが、
サングラス以外にも目の紫外線対策をできるものがあります。
それは、「コンタクトレンズ」です。
コンタクトレンズの中には「UVカット仕様」のものがいくつかあるんです。
目を紫外線から守ってくれる数少ないアイテムです。
コンタクトレンズユーザーで目の紫外線対策もしたいという人は、
UVカット仕様のコンタクトレンズに変えてみるのもいいかもしれませんよ。
参考記事:白内障の予防にもなる!UVカット機能付きのコンタクトレンズ一覧