オルソケラトロジーをすると、
裸眼での視力が上がるのですが、
その状態での自動車の運転って大丈夫なんでしょうか?
目次
大丈夫です。問題ありません。
オルソケラトロジーをすると、
裸眼での視力が上がります。
その状態での車の運転。
免許証の条件に
「眼鏡等」と記載されている人にとっては気になるところですよね。
だって、「眼鏡等」の記載がある場合は、
眼鏡やコンタクトレンズなしでの運転は交通法違反になってしまいます。
一体どうなんでしょうか?
これについては警察庁からちゃんと通達がでています。
結論から言うと、
裸眼での運転でも大丈夫です。
問題なしです!
ただし、本当に裸眼で視力0.7以上でている必要はあります。
ちなみに、警察庁からはこういう通達がでているようです。
警察庁のサイトには記載が確認できなかったので、
日本コンタクトレンズ学会からの引用です。
・オルソケラトロジーレンズの使用者は、運転免許取得、更新時の視力検査に裸眼で合格していても、運転免許証の『免許の条件等』には『眼鏡等』と記載されます。
・また視力検査時には、検査担当者にオルソケラトロジーレンズを使用している旨を申告しなければなりません。
・『眼鏡等』の記載をなくすためには、オルソケラトロジー治療を完全に中止した上で、裸眼で視力検査に合格する必要があります。
・オルソケラトロジー治療中でも、基準の視力が得られていない場合は、裸眼で運転すると免許の条件違反となります。
オルソケラトロジーをしていても、
眼鏡やコンタクトレンズと同じような扱いということですね。
ただし、裸眼でも基準の視力が得られているということが条件になっています。
基準の視力というのはつまりは視力0.7です。
オルソケラトロジーをしていても、
裸眼視力が0.7以上でていれば
車を運転しても問題ないということですね。
視力が安定しないうちは、車の運転をするときはレンズを装着したほうがいいかも。
ただ、オルソケラトロジー利用者の人のブログとかをチェックしてみると、
結構多くの人が、視力の不安定さを訴えています。
日によって見え方が違うことが多いみたいですね。
睡眠時間の不足によって視力が思ったより回復しなかったり、
寝相が良くないことによって、
乱視みたいな見え方になったりとかですね。
なので、オルソケラトロジーで視力が多少良くなったとしても、
安定しないうちは、
裸眼での車の運転は控えておいたほうがいいかもしれません。
ちなみに、オルソケラトロジーのレンズは、
起きている間でも装着することはできます。
なので、車の運転をするときは
レンズを装着するというふうにしてもいいかもしれません。
ちなみに、運転免許証の「眼鏡等」の表記を無くすことはできません。
ちなみに、裸眼で視力が上がると、
運転免許証の「眼鏡等」の表記を無くしたいという
願望が生まれるかもしれません。
実際のところ、オルソケラトロジーによって裸眼視力を上げて、
「眼鏡等」の表記を無くしてしまう人もいるようです。
レーシック手術で視力が上がったとか言えば、
それで通っちゃいますから。
でも、一応、それは交通法違反になります!
いざ、交通違反を起こしてしまったときに
面倒なことになるのでこの記事を読んでいる人はやめておきましょう。
毎日運転するという人は、オルソケラトロジーじゃないほうがいいかも。
ちなみに、職業柄、
毎日車を運転するという人もいますよね。
そういった人は、
オルソケラトロジーによる視力矯正は
やめておいたほうがいいかもしれません。
もう、すでにオルソケラトロジーをしていて、
毎日車を運転をするという人。
ごめんなさい!
でもオルソケラトロジーのいいところは、
使用をやめればすぐに見え方が元にもどるという点です。
その点、オルソケラトロジーはレーシックに比べて
安心感がありますよね。
関連記事:運転免許更新のときの視力検査、不合格になったらどうなる!?
関連記事:オルソケラトロジーは医療費控除の対象になりますか?【確定申告】