フェイキックIOLのメリットとリスクとは?

まだまだ、知名度はレーシックにおよばないのですが、
ちょっとずつ注目されつつあるのが「フェイキックIOL」というものです。

フェイキックIOLってどんなものかというと、
目の眼球の中に直接コンタクトレンズのようなものを
埋め込んでしまうという視力矯正法です。

永久コンタクトレンズって呼ばれていたりもします。

ここではそんなフェイキックIOLのメリットとリスクについて考えてみます。

(この小さなレンズが眼球の中に入ります!)

 

メリット|フェイキックIOLはレーシックを受けられない強度近視でも受けられる

なんでフェイキックIOLが注目されつつあるのかというと、
レーシックを受けることができない強度の近視の人や、
角膜が薄くてレーシックに耐えられない人でも施術OKだからです!

クリニックに行ったけどレーシックを受けることができないと言われた人が
フェイキックIOLを勧められることも多いそうです。

近視を治せるのならばやっぱり気になってしまいますよね。

-10D以上の強度の近視の人や、
円錐角膜の人でも受けることができるんです。

 

メリット|フェイキックIOLは角膜を削らないので術後乱視になりにくい

フェイキックIOLはレーシックみたいに角膜をパカっと開いて
フラップを作ることはありません。

それにレーザーを照射して角膜を削るということもないです。

とはいっても角膜を3mmぐらい切開して、
そこからレンズを挿入することにはなるんですけどね!

でもレーシックに比べて術後乱視になることは少ないそうです。

 

リスク|施術後5年〜10年以降に急に角膜内皮細胞の現象がみられる

メリットは分かったけどやっぱり気になるのはそのリスクですよね。

リスクとしては、眼球の中にレンズを入れてしまうので、
目の角膜に十分な酸素がいきわたらないで角膜内皮細胞が減少してしまう
可能性が考えられます。

実際に角膜内皮細胞が減少している症例がいくつかみられるそうです。

ちなみに角膜内皮細胞が減るのは施術してから5年〜10年後とか、
結構時間がたったあとに急に減ることが多いそうです。

施術して数年間は全然問題がないからといって
安心はできないということでもあります!

角膜内皮細胞が減るとどうなるかですって!?

角膜内皮細胞の数は実は赤ちゃんとして生まれた瞬間がマックスで、
それ以降は減り続けていく細胞なんです。

減り続けるとどうなるか。。。

目の角膜がだんだんと白く濁ってきてしまうんです。
つまりは視界がだんだんとぼやけてきて失明の可能性が高くなります。

 

【参考記事】

あなたの角膜内皮細胞、1m㎡あたり1500個以上ありますか?

 

リスク|眼圧が上がって緑内障の原因になることもある

フェイキックIOLのもう一つのリスクは、
眼球内の水分の流れが変わってしまうことで眼圧が上がってしまう
可能性があることです。

眼球の中にレンズを入れてしまうので当然といえば当然ですよね。

最近ではこの問題を解決するために
穴あきのレンズが開発されたりもしているようです。

穴が開いてても視力矯正できるんだって関心してしまいますが。

 

【参考記事】

フェイキックIOLの最新の眼内レンズは穴があいている

 

ちなみに眼球内の水分の流れを「水房動態」と言ったりします。

眼圧が上がるとどうなるかですって!?

眼圧が上がると緑内障になりやすいと言われていたりします。
かならずしも緑内障の原因が眼圧があがることだとは言えないらしいのですが
その可能性は高まります。

緑内障になると視界の一部が欠けてしまったりとか
よろしくない症状になってしまいます。

 

まとめ 

視力矯正にはどんなものでもメリットとデメリットがあります。

メガネにしてもそうだし、コンタクトレンズにしてもそうです。
レーシックやオルソケラトロジーしかり。

自分にとってはなにが最適なのか、
しっかりと見極めていきたいですね。

ちなみにオルソケラトロジーが進化したものでオサートというものがあります。

オルソケラトロジーは軽度の近視しか矯正できないのに対して、
オサートは強度の近視や円錐角膜でも視力矯正できるようです。

気になる方は下の記事も合わせてチェックしてみてください。

 

関連記事

強度近視でも円錐角膜でも視力矯正することができるオサートとは? 

 

 



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