まつ毛の付け根のあたりに、
先端が白くプツッとした感じのものができてることがありませんか?
まるでものもらいのような。。
一体なんなんでしょうか?
一応、「ものもらい」の一種です。
まつ毛の付け根のあたりにできてしまう、
白いポツッとしたもの。
「ものもらい」のようなものではなく、
実は「ものもらい」そのものなんです(笑)
でも、一般的なものもらいのイメージとはちょっと違いますよね?
どちらかというと白ニキビに似ているような。。
実は、ものもらいって大きく2種類に分けることができるんです。
「霰粒腫(さんりゅうしゅ」と
「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」の2つです。
正式名称は「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と言います。
白いポツっとしたものができるものもらいの方は
「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と言います。
漢字が難しいですよね。。
ちなみに「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」の方は
赤く腫れたような感じになります。
一般的なものもらいのイメージって麦粒腫のほうですよね。
参考記事:霰粒腫(さんりゅうしゅ)と麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の違いとは?
まつ毛の生え際にある「マイボーム腺」に脂が詰まってしまうのがその原因です。
ちなみに、なんで白くポツっとしたものが出来てしまうのかというと、
まつ毛の生え際にある
マイボーム腺という皮脂腺が脂でつまってしまうことが原因です。
まつ毛の生え際って実は3つの皮脂腺がならんでいたりします。
まつ毛の毛穴の部分はツァイス腺といって、
まつ毛に皮脂を補給する役割をもっています。
そして、モル腺、ここからは汗がでてきます。
徹夜とかすると目が急に染みることってありませんか?
それって、モル腺から出ている汗が
目の中に入ってきてしまうからなんじゃないかと思うのですが
どうなんでしょうかね〜。
そして、マイボーム腺、
一番目に近いところにある皮脂腺です。
図にするとこちら。
ここからは涙に油分をプラスするための皮脂が分泌されます。
涙に油分がプラスされることによって目が乾きにくくなるんですね。
白くポツッとしたものが出来てしまうのは、
このマイボーム腺がなんらかの理由で詰まってしまうからなんですね〜。
たとえば、アイメイクとか、十分に顔を洗っていなかったりとか。
ちなみにマイボーム腺が詰まるということは
涙に油分がプラスされにくくなるので、
ドライアイにもなりやすくなります。
蒸しタオルをあてると改善するかも。
ちなみに、白くポツッとしたものは脂なので、
温めると溶け出して改善することができます。
例えば蒸しタオルですね。
ちなみに皮脂が溶け出す温度は約40度ぐらいと言われています。
蒸しタオルはだいたい40度以上はあるので
皮脂を溶かすのにもいいというわけですね。
ぜひ試してみてください。
それか、
「熱めのシャワーでも大丈夫!」
という人は42度くらいのシャワーを
顔に浴びるのもいいかもしれません。
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